四季の庭から 9 天の恵み
森住 ゆき日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会会員 路線バスを使って保育園に通っていた。バス停まで祖母の付き添いがあったが、一人の日もあり、思えば平和な時代だった。行き帰りの天敵は田舎道の野良犬と夏の蛇だ。蛇は道 […]
時代を見る目 105 初穂クリスチャン(2) 敵意が崩れるとき
神津 喜代子日本バプテスト教会連合 大野キリスト教会主事 二十三年前、私は突然イエス・キリストに出会った。当時私は、いわゆる地域の顔役だった。よく飲み歩き、政治談義に明け暮れていた。当然家庭も子育てもおろそかになってい […]
折々の言 19 本を書く作業
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、表現すること 今私は、『P・トゥルニエを読む|新しいキリスト教人間理解のために』という本を書いている。作業を進めていくと、いつも、一旦自分の書いたものをしばらく放っておいたり […]
クリスチャンは戦争をしてもよいか? 最終回 「平和主義の時代」のキリスト者たち
藤原 淳賀東京基督教大学専任講師 初期のクリスチャン ここでいう初期とは、新約聖書の時代から、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝のミラノの勅令(313年)までの時代をさしている。 この時代のキリスト者は戦争につい […]
やっぱり本が好き 読者と本との出会いの広場 『信仰の旅路 たましいの故郷への道』編
服部滋樹さんKGK東海地区主事日本福音キリスト教会連合・朝日聖書教会員 この本に格別の愛着を感じるのは、今から9年前、英国のウィクリフホールでの学びに遡ります。最初の説教演習で、著者であるアリスター・マクグラス先生との出 […]
四季の庭から 8 真夏の芝生
森住 ゆき日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会会員 猛暑で有名な地方都市に住んでいるので、夏の芝刈りは根性がいる。うちの庭は猫額だけど手刈りなので、どちらが刈るか夫とのじゃんけんは真剣勝負だ。盛夏には連日気温が体 […]
時代を見る目 104 初穂クリスチャン(1) 痛みと葛藤
神津 喜代子日本バプテスト教会連合 大野キリスト教会主事 一%。これがクリスチャン人口である。今はこの数字について私は論ずる気持ちはない。教会にいると、周りがほとんどクリスチャンだから、何だか結構多いような錯覚をする。 […]
折々の言 18 落ち込み スランプとのつきあい
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、友人からの手紙 聖書は「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(ピリピ4章)と伝えるが、現実の私たちは、失意や失望、落ち込みに見舞われることが多 […]
クリスチャンは戦争をしてもよいか? 3 神が戦われる
藤原 淳賀東京基督教大学専任講師 戦争はできるだけ避けるべきであることはいうまでもないが、どのような場合でも絶対に戦争をしてはならないのか? どうしても必要な場合もあるのではないか? キリスト者の中でまた神学者の間で、 […]
やっぱり本が好き 読者と本との出会いの広場 『いまを生きぬく ビジネスマン聖書塾』編
ケビン・カルビンさん昨年秋に結婚。新婚ほやほやです。(東京・東久留米市の恵み聖書教会員) 混雑している通勤電車の中で読めるほど小さくて軽い本だったので、この本を選びました。小形先生は電車の中でしか読めないほど忙しいビジネ […]
やっぱり本が好き <番外編>
編集者と本との出会いの広場 『ザ・クロス』編
ルケード師には三人の娘がいます。かなりの子煩悩らしく、娘の話が出てくる話には「そこまで言うか」「そこまでするか」と、少なからぬバカバカしさを感じる方も多いのではないかと思います。 たとえば『グリップ・オブ・グレース』 […]
やっぱり本が好き <番外編>
編集者と本との出会いの広場 『シネマで知っ得ななみ的雑学』編
『シネマで知っ得ななみ的雑学』で取り上げた映画は二十本。だが、この本を作るためにみなみさんが見た映画は、百本は下らない。さらに、取り上げることにした映画はそれぞれ、少なくとも五回は見たということだから、延べ数にすると多 […]
四季の庭から 7 友だち
森住 ゆき日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会会員 中学生のころ、キャロル・キングの「YOU’VE GOT A FRIEND 」という歌ばかり聴いていた時期があった。 「あなたがトラブルに元気を失っ […]