時代を見る目 218 3・11――あの日の記憶、そして今 [11]
髙橋ゆかり精神科医保守バプテスト同盟 八木山聖書バプテスト教会員 2011年3月11日午後4時前、宮城県石巻市の石巻湾から北へ約1kmの国道398号線に広がる街を、約5mの津波が襲いました。「神様、守ってください」と祈り […]
詩画集『いのちより大切なもの』出版記念
星野富弘氏を知る人びと ■四十六年前に出会って
吉田欣司福音伝道教団 太田キリスト教会 牧師 私は、群馬県太田市にある工業高校を卒業し、小さい頃から憧れていた自動車を作っている会社(富士重工)に入社しました。社会人となった私は人間の生きる目的や意味を考えるようになり、 […]
詩画集『いのちより大切なもの』出版記念
星野富弘氏を知る人びと ■詩画集の出版、詩画展開催に寄せて
岩渕まことシンガーソングライター 「岩渕さんはクリスチャンだからかなあ、とても神様が近くに感じられる。″風に揺れる”のところでは、本当に風が吹いてくる」。私が星野さんの詩に曲をつけた「ぺんぺん草」を最初に聴いていただいた […]
ブック・レビュー 被災地が見えてくる、聞こえてくる
三橋恵理哉単立 札幌キリスト福音館牧師 「『二〇一一年三月十一日以後』を生きているすべての者に、差出人を神とする『被災地からの手紙』が差し出されているのだろう」(「あとがきに代えて」より)これは、この手紙をつづった筆者自 […]
ブック・レビュー 普段マンガを読まない人にも
おすすめなキリスト教入門書
豊川 慎聖学院大学総合研究所 特任研究員 普段「マンガ」を読むことが全くないため、書評依頼を受けなければ、本書も、その内容以前の段階で決して手にすることはなかったと思う。書評を書くためにと読み進めると、これが大変面白い。 […]
ブック・レビュー 朝鮮半島に統治者意識を抱く
日本人と教会の姿
登家勝也日本キリスト教会 横浜長老教会牧師 「併合」が韓国併合などと、慣用語になってしまった昨今だが、岩崎孝志牧師(故人、今年一月逝去)もこの用語が朝鮮の民族的、文化的絶滅を目指した日本の政策の表現であると語っておられる […]
ブック・レビュー 聖書の世界をダイナミックに
野寺博文日本同盟基督教団 赤羽聖書教会牧師 小畑先生は神学校の恩師です。東京基督神学校(現東京基督教大学大学院)の卒業生は多かれ少なかれ、先生の説教スタイルに影響されたものです。先生の説教は修辞的で、生き生きとした聖書の […]
CD Review ◆ CD評 どんな気持ちのときにも、聴きたいと思える1枚
石黒ミカコシャンソン歌手(singer name/Neco) &写真家 つらいとき、悲しいとき、そしてうれしいとき、どんな気持ちのときでも、心に染みてくる……。CD「ありがとう」には、二十年の中で培われた森 祐理さんの歌 […]
What’s New 森 祐理
デビュー20周年記念リサイタルレポート
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 森 祐理さんの20周年記念に作ったCDと同時期に、彼女がナビゲートしているDVD「目からうろこシリーズ『聖書を読んだサムライたちⅢ ―時代を駆け抜けた三人のなでしこたち―』」 […]
ミルトスの木かげで 第15回 私も、失うときには、失うのだ
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 「全能の神がそ […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第25回 いじめられていて
つらくて憎い
永原郁子マナ助産院院長 ぼくは県立高校の三年生で十八歳です。去年、二年生に進級してからずっと汚いいじめにあっています。クラスの男から、毎日のようにシャープペンや消しゴムを盗まれたり、体操着袋にインクを流しこまれたり、弁当 […]
八ヶ岳のふもとから 第11回 栗ごはんと根菜の吹き寄せ煮
松村登世 紅葉を楽しみながら森の中を散歩していると、いろいろな拾いものをする。松ぼっくり、ドングリ、真っ赤なもみじ、山桜の葉、大きなホウの葉、紫色の美しい実を付けた谷ふさぎを一枝、山いもの枯れたつるなどなど……。私はそれ […]
一粒のたねから 第5回 「思うようにいかない」ということ
坂岡隆司社会福祉士。精神保健福祉士。インマヌエル京都伏見教会員。 ある社会福祉事業家の講演を聴きに行ったときのことです。質疑応答の時間に、ひとりの年配の女性が、傍らに座っている三十歳前後の青年を見やりながら質問しました。 […]