『歎異抄』と福音 第八回 親鸞は弟子を捨てたのか

大和 昌平 親鸞は、鎌倉時代に九十歳の長命を保った。現代日本は男性が約八十一年、女性が約八十七年生きるのが平均で、男女とも世界第二位の長寿国である。飢餓と戦乱が隣り合わせの鎌倉時代は三十歳くらいが平均寿命であったようだ。 […]

砂漠の花園 第3回 喜び歌って、主の栄光を見る

フォトグラファー サンティラン前田登茂恵 三月、春がやってきました。私の大好きな南カリフォルニア砂漠のワイルドフワラーシーズン到来です! ウキウキします。 私がほぼ毎年写真を撮りに行くのが、カリフォルニア州で一番大きな州 […]

『歎異抄』と福音 第六回 罪悪深重の自覚から

大和昌平 現代日本人が親鸞に強く心を惹かれるのは、なぜなのか。それは仏教が好きだというのとは次元が異なる。『歎異抄』が現代の古典として読まれているのは、なぜなのだろうか。人間の持つ根源的な罪悪への真摯なまなざしを、親鸞の […]