編集者より 39995

 特集した『リフォームド神学事典』で印象的だったのは、「戦争」についての解説でした。キリスト教界のなかにも色々な意見があるのですが、この本では諸説を解説した後で、現代において不戦こそ聖書の示す道(イザヤ2:4)とした点が明快で、腑に落ちました。(砂原)

 バッハのあとは、パイプオルガンの本を読んでみました。そこでわかったことは、新しい素材や技術を用いたからといって、良い音のオルガンができるわけではないということでした。一見、過去のものと思われる伝統的な造り方が、どれほど重要かを知り、驚きでした。(小出)