ブック・レビュー 鎧を脱いだホスピス医
葛井義憲名古屋学院大学法学部教授、理事 細井医師は本書の中で「外科医としての上りの十八年間の後、二〇一四年春、ホスピス医としての下りの十八年間が終わった。そして、今や原点に還り(中略)これからは(中略)単なる『神の働く場 […]
ブック・レビュー 教会が自己検証できない
団体にならないために
森谷正志仙台バプテスト神学校 校長 三・一一大震災後、子どもたちの学習支援「Sola」を立ち上げた米内宏明牧師によるブックレット、この国を愛する牧師たちにぜひお薦めしたい書物です。百ページ足らずの冊子ですが、真摯に「自己 […]
CD Review ◆ CD評 世代を超えた素晴らしい詩と音楽の花
紫園香フルート奏者、音楽伝道師 まるで花が咲いたようだ。詩とメロディーが一体となった命の花が。星野富弘氏の花の絵は、根っこを感じさせる。大地の養分をしっかりと吸い上げて、与えられたいのちいっぱいに静かに咲く花。根本まで描 […]
ブック・レビュー 人間の顔がみえる読み方
峠口 新梅光学院大学 名誉教授 『イザヤ書を味わう』鍋谷堯爾 著四六判 2,200 円+税いのちのことば社 鍋谷先生は聖書の読みをあえて「読む」とはいわず、「味わう」と表現しておられます。本書は、堅実な学問的成果の一つで […]
ブック・レビュー 新約聖書神学へのプロローグ
西岡義行東京ミッション研究所総主事・東京聖書学院教頭 『受け継がれた福音のバトン―新約聖書における「ケリュグマ」』 中島真実 著B6判 1,800 円+税いのちのことば社 新約聖書に一貫して流れる大切なメッセージを、神学 […]
ブック・レビュー 隠れたものを見せてくれる一冊
松村 識日本福音キリスト教会連合全国運営委員長 『「境界」、その先へ―支援の現場で見えてきたこと』佐々木真輝 著A5判 900 円+税いのちのことば社発売 「ほんとうに信頼できる人間には会う必要がない。」震災時に出会い、 […]
CD Review ◆ CD評 聴くうちに、口ずさむうちに、
自然にみことばへと心が向かう
大倉寧インマヌエル聖宣神学院キリスト教会牧師 小川宣嗣 教会福音讃美歌CDシリーズ第二弾、出ました! 各教会における礼拝や諸集会の賛美、そして私たちクリスチャン各個人の賛美がいっそう豊かにされるためにと、賛美の源泉であら […]
ブック・レビュー 個人の信仰生活の中で詩篇をひも解く
橘内明裕ときわ台キリスト教会牧師 皆さん、「注解書」って、読んだことおありでしょうか。そもそも、「注解書って何?」という声も聞こえてきそうです。平たく言えば、「聖書の解説書」ということでしょうか。このたび、『ティンデル聖 […]
ブック・レビュー 失望に終わることがない
榊原 寛ワールド・ヴィジョン・ジャパン 理事長 本書は、一瞬にして愛娘を奪われてから三十七年間、母として、苦難に立ち向かうキリスト者として、一女性の魂に神様が語っておられる熱いメッセージです。一章「希望」では、孫のウンギ […]
ブック・レビュー 教会やキリスト者に課せられた責任
坂岡隆司社会福祉法人ミッションからしだね 理事長 「一般の教会のほうが行き詰まっているように思います」冒頭の座談会の中でこんな発言が飛び出す。行き詰まり――それは、教会に限らず、現代社会に共通した時代の空気である。グロー […]
ブック・レビュー 心の底深くに刻み込まれた
傷から癒やされる
中台孝雄日本長老教会 西船橋キリスト教会牧師 私たちはだれしも、癒やされがたい心の傷を、大なり小なり抱えています。人生の途上で負った傷は、ちょっとした小説や流行歌の断片で癒やされることもありますし、癒やされたと思いつつ、 […]
CD Review ◆ CD評 ポップサウンドがクリスマスの歓びを豊かに表現!
大倉寧奥多摩バイブルシャレー プログラムディレクター <収録曲>1. J. ラッター/クリスマス・ララバイ 2. G.シェイン/Do You Hear What I Hear? 3. スコットランド民謡/The Wate […]
ブック・レビュー 「内住のキリスト」の奥義
鎌野善三日本イエス・キリスト教団 池田中央教会牧師 『わが内に住むキリスト』という書名を見て、すぐコロサイ書1・27「この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです」を思い出す方も多いことでしょう。 […]