連載でおなじみ 本誌執筆者たちのクリスマス・プレゼントにイチオシ本!
『モティマー クリスマスのおひっこし』

カーマ・ウィルソン 作 ホーバード豊子 訳
210ミリ×210ミリ 36頁 ペーパーバック版 定価840円(税込) いのちのことば社
カラフルな挿絵にワクワクしながらページをめくりたくなります。ねずみのモティマ―がクリスマスのお話を聞いて、ネイティビティセットの赤ちゃんイエス様のお人形に心を寄せながらクリスマスの大切な意味を受け取る物語。心がほっこりと温かくなるとともに、人として生まれてくださったイエス様の想いに心を向けられる絵本です。
久保のどかさん 臨床パストラル・カウンセラー
(2024年7月号~‘25年6月号連載「いのちのそばに」筆者)
『寄り添いの小みち 日ごとの黙想録』

堀肇 文、挿画
B6判 160頁 定価1,650円(税込) いのちのことば社
友人に紹介され、私も大切な人に贈った1冊です。肩に力が入った時、この本のどこでもいいのでパラパラとめくって、2〜3行を声に出して読むと、すーっと息がしやすくなります。年末、自分反省会が得意な方ほど(笑)、コーヒーを飲みながら、この本とともにやさしい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
辻まき子さん フォトグラファー
(表紙エッセイ「New Life New Light」筆者)
『メリー・クリスマス・トゥ・ユー!あなたに伝えたいこと』
『メリー・クリスマス・トゥ・ユー!2 私が見つけた喜び』
『メリー・クリスマス・トゥ・ユー!3とっておきのプレゼント』
B6判 110〜122頁 定価550円(税込) いのちのことば社
シンプルでダイレクトなクリスマスメッセージがシリーズ1、2、3と、それぞれに収められています。アドベントに入り、1日ずつ読み進めていくと、クリスマスを待ち焦がれる思いに火が灯っていきます。クリスチャンではない方を読み手に想定しているこの本は、値段も安価でプレゼントに最適です。
大嶋重德先生 鳩ケ谷福音自由教会牧師
(連載「祈られて、がんと生きる」筆者)
『愛と狂瀾のメリークリスマス なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』 堀井憲一郎 著
新書判 256頁 定価924円(税込) 講談社
クリスマスがいつから日本で祝われ、その当時どのようなものであったか。やがて時代の流れの中でどのように変化していったのか? その歴史的な推移をわかりやすく説明してくれる良書です。信仰的な側面は少し薄いですが、巷のクリスマスは本物のクリスマスじゃない! と叫んでいるだけでなく、どのように日本でクリスマスが定着し、今のような形になったのか、しっかりと知ることも大切ではないでしょうか。ご一読を!
青木保憲先生 同志社大学嘱託講師
(連載「伝わる言葉で伝える福音」筆者)
『もうひとりのはかせ』
ヴァン・ダイク 原作 中井俊已 文 おむらまりこ 絵
A4変型判 32頁 定価1,540円(税込) 新教出版社
イエス様を礼拝しに来た3人の博士たち。しかし4人目の博士がいた、という物語です。その人は3人の博士たちと合流できず、生涯イエス様を探し続けたのに願いかなわず。けれど最期の時、彼が見たものは……。遅すぎる時はなく、捧げて生きた人生には希望が輝く。すべての年代、すべての人に読んでほしい、美しい1冊です。
向日かおりさん ゴスペルシンガー
(連載「神への賛美」筆者)
『いのちの声に聴く ほんとうの自分になるために』

パーカー・J・パルマー 著 重松早基子 訳
自分の内なる声に耳を傾けることの大切さを、著者自身の失敗や迷い、そして抑うつの経験を正直に語りながら伝えています。成功体験だけではなく挫折の中にも、神が与えてくださる召命や希望が隠されていることを思い起こさせてくれます。クリスマスの静けさの中で、自分と向き合う良い機会を与えてくれる1冊です。
岡村直樹先生 東京基督教大学教授
(連載「ニャン次郎の哲学的冒険」筆者)


