編集者より

戦争の記憶は、年月が経てば経つほど悲しみが増していく。長年戦争証言を語ってこられた先生が、本の中で記していました。癒やされることのない悲しみを抱え、戦後76年間を生きてこられた方々の言葉を、あらためてしっかり受け止めたいと思います。(米本)

祖父母から戦時中・戦後の話を直接聞くことはなかったのですが、ふとした会話の端々が思い起こされました。幼くして亡くなった妹の話、日常的に物を大事にすること、など。そうか、あれは私の“知らないこと”で形作られている部分だったのだな、と。(山田)

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