NEWS VIEWS FACES パッション東京・開催レポート

 10月13日、パッション・カンファレンスのワールドツアー第15番目の都市としてパッション東京が開催された。多くの若者達が集まる渋谷のセンター街を抜けて行くとロックやポップスのコンサートでも使われているC. C. Lemonホール(渋谷公会堂)がある。この日2000人の若者達がクリスチャンのワーシップ集会に参加するため各地から集まってきたのだ。

 夕方5時からのスタートだったが、お昼前から外に並んでいる人もいるくらいだった。開場する頃には長蛇の列。「チケット余っていませんか!?」という声も聞こえてくる。

 この集会は1年半ほど前から話が持ち上がり、ここまでこぎ着くことができた。多くの教会や宣教団体、ボランティアの方が参加してくださり準備してきた。始まる前から多くの祈りとただならぬ期待を感じ取ることができた。

 日本の一つ前の開催地であるソウルから東京、そして香港とハードなスケジュールの中、メッセンジャーのルイ・ギグリオ師、ワーシップリーダーのクリス・トムリン、マット・レッドマン、デイヴィッド・クラウダー・バンドが来日した。リハーサルでもリラックスした様子で、「日本に来ることができてうれしい」とゲストたちは話してくれた。

 集会は大きなスクリーンにグラフィックの動く文字で「東京のみなさん、こんばんは」「私たちはすごくワクワクしています!」などが日本語で現れスタートした。「イエス・キリストは生きています」の文字が映し出された時に本当に大きな歓声が上がったことが印象的だった。ワーシップから始まり皆で声を合わせて、手を挙げたりジャンプしながら自由に賛美した。そしてルイ師のメッセージも多くの若者達の心に触れたようだった。4時間の長い集会だったが誰一人会場を出て行く者はいなかった。


 参加した人からも「日本にいる僕らがキリストを伝えていかなくちゃ」「魂に火をつけられたよう。静かですが心のうちが燃え始めている」「日本でキリストの光になりたい」などの反応を聞くことができた。渋谷という日本の若者の象徴的な場所から、若者達が立ち上がろうとしている。この国に遣わされた私たちが神様にさらに用いていただきたいという願いを強くした集会だった。

(M)