宇宙は神が造ったのか? 聖書の「科学」を調べたジャーナリストの記録

リー・ストロベル
訳:峯岸麻子

ストロベルの徹底追及シリーズ待望の第三弾

神は科学に敗北したのか。信仰と科学は相容れないものか。進化論と創造論どちらが信じるに値するのだろうか。―創造論を論破するため、徹底的な調査を行った無神論者の著者。その行き着いた結論は思いもよらないものであった。

 ストロベルは、神はもはや時代遅れと確信していた。科学は、宇宙を創造した者がいるという考えを現代と無関係のものにした、と。
 しかし今日の科学は違う方向を指しつつある。近年、さまざまな調査が、宇宙は知的にデザインされたものであるという結論を裏付けて始めている。
 科学は神を発見したのか。宇宙の驚くべき複雑さについて新たな発見がなされるたびに、科学は信仰を非常に元気づけている。説得力があると同時に非常に面白く読ませるストロベルと一緒に、かつて彼を神から離れさせた理論を再調査してみよう。

≪目次≫
第1章 白衣の科学者VS黒礼服の牧師
第2章 進化論のシンボル的イメージ
第3章 ダーウィン主義への疑念
第4章 科学と信仰の出会い
第5章 宇宙学的証拠――始まりはビッグバン
第6章 物理学的証拠――宇宙、危機一髪!
第7章 天文学的証拠――恵まれた惑星
第8章 生化学的証拠――分子機械の複雑性
第9章 生態情報的証拠――DNAと生命の誕生というチャレンジ
第10章 意識という証拠――精神の謎
第11章 重複証拠に裏づけられた創造主説

ストロベルの徹底追求シリーズとしては、今回が邦訳3冊目となります。イエスが信仰の対象になりうるのかを徹底追求した『ナザレのイエスは神の子か?』、信仰生活を送る上での様々な疑問に挑んだ『それでも神は実在するのか?』もオススメです。

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リー・ストロベル Lee Strobelイエール大学法律大学院で学び、法学修士号を取得。13年にわたりシカゴ・トリビューン紙の記者として活躍。司法関係を専門とする精力的かつ綿密な取材・調査活動に、様々な賞が授与された。宗教には長年懐疑的な立場をとりつづけていたが、1981年、一大転機を迎え、クリスチャンとなる。その後、ウィロー・クリーク・コミュニティ・チャーチ、サドルバック教会で教育担当牧師を歴任。現在は著述とテレビ番組の制作に専念している。

発行日:2009年12月10日
ページ数:512
判型:四六判
発行:いのちのことば社
ISBN:978-4-264-02786-7
商品番号:2080
定価:2,420円(税込)

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