三浦綾子 100の遺言

込堂 一博

今も多くの読者に感動と励ましを与え続けている著作の
数々のことばから、三浦綾子が伝えたかった真意を探り、読み解く。

三浦綾子の本から、没後10年を経てもなお響いてくる100の言葉を選んだ。戦争を体験し青春時代から病と共に生きた三浦綾子の言葉は、平和への遺言であり、また生きることへの遺言とも言えよう。晩年の三浦綾子と親しく接した著者ならではの声がこの本から聞こえてくる。

    <目次>病気のプラス面人を生かし励ます言葉長野政雄さんの殉職今日が私の命日なら三つの愛に生きた人平和を求める心、ほか付録:三浦綾子の作品解説とリスト
込堂一博 (こみどう・かずひろ)1948年、北海道室蘭市生まれ。明治学院大学、聖書神学舎卒業。元石川神の教会副牧師、千歳福音キリスト教会牧師を経て、1991年から日本福音キリスト教会連合(JECA)・旭川めぐみキリスト教会牧師。同教会は三浦綾子が旧宅を伝道所として寄贈するなど関係が深いこともあり、同教会着任後、親しい交わりの中で三浦文学とその人となりに傾倒する。三浦綾子読書会の会員でもある。
『三浦綾子 100の希望』はこちた

発行日:2009年10月20日
ページ数:224頁
判型:B6変型
発行:いのちのことば社・フォレストブックス
ISBN:978-4-264-02765-2
商品番号:11200
定価:1,320円(税込)

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