Amazing Grace 第9回 いのちの水の川~今月の山~ 長野県穂高連峰

写真
ベアンテ・ボーマン

 

プロフィール
スウェーデン出身。宣教師。チェロ奏者。1980~2011年まで東京交響楽団の首席チェロ奏者を務める。現在は、ソロや室内楽、客演首席チェロ奏者としての演奏活動を行う一方で、チャペルコンサートをはじめとする宣教の働きにも携わる。
2003年9月に公募部門で全日本山岳写真協会賞を受賞。全日本山岳写真協会会員。

 

今月の写真は、上高地の梓川から穂高連峰を背景に撮影したものです。
上高地には日本の登山を広めることに貢献された聖公会の宣教師であったイギリス人ウォルター・ウェストン氏(1861~1940年)の記念碑があります。
梓川の透き通った水は上高地の真ん中を流れており、その川の両岸には木々が茂り、美しい森が広がっています。
黙示録22章1~2節は、天国には神と子羊との御座から水晶のように輝くいのちの水の川が都の中央を流れており、その両岸にはいのちの木があって、12種類の実が毎月実を結び、「その木の葉は諸国の民を癒やした」とあり、同章3節には、もはや、のろわれるものは何もないことを語っています。
水晶のように透き通ったいのちの水の川は、その流れるところにおいて健康と勢いを与えてくださるので、永遠のいのちを象徴しています。神はご自分の民にたえず祝福と安息を与えてくださいます。
天国にいる神のすべての民は、血肉によるからだはなく栄光のからだに変えられ、御霊によって完全なる癒やしや糧をいただくので、もは肉体的にも霊的にも何も必要としません。