What?s New? ラブ・イン・サイレンス ―沈黙の中にも「神の愛」が存在する

マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作原作の映画「沈黙―サイレンス―」は、67万人を超える方がたが劇場に足を運んでくださいました。
「ロドリゴは踏み絵を踏むべきではなかった」「踏んで良かったのだ」「彼は信仰を捨てたのではない」「自分も棄教してしまうかも」などさまざまな感想がネット上にも上がっていました。
一番のテーマは、「神は沈黙されていたのか」または「ともに寄り添っていてくださっていたのか」ではないでしょうか。
阪神淡路大地震、東日本大震災、熊本地震などで被災された方がたの中には、もちろんクリスチャンもおられます。神を信じる者だけが助かったのなら、とてもわかりやすいと感じるかもしれませんが、現実はそう簡単ではありません。連日のように、災害や悲惨な事件が報じられる日本で暮らす私たちも、一度は「なぜ神は沈黙しておられるのか」と神の存在を疑いたくなるような試練を通らされます。
そのような状況にあって驚かされるのは、困難に遭われた方が、棄教をするしないの選択よりも、その「沈黙」の中で神様を見いだされたことではないでしょうか。迫害を受けたキリシタンたちも、250年もの間“隠れキリシタン”として信仰を伝承し続け、今では7代目となっています。
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このたび、アメリカで3月3日公開された映画「アメイジング・ジャーニー―神の小屋より 」(原作『神の小屋』〔原題 THE SHACK〕いのちのことば社)は、子どもを殺害された主人公に、三位一体の神が寄り添い、ともに語り合っていくなかで主人公が変えられていく物語です。
私はその中で、映画「沈黙―サイレンス―」に対する答えを見つけることができたように感じました。ご覧になったのべ67万人の方がたに、沈黙の中にも「神の愛」が存在することを伝える絶好のチャンスであると思います。
9月9日の日本公開に向けて、ポスター、チラシ、チケット(クリスチャン限定特別鑑賞券〔2枚組セット〕)のご案内を教会に向けての発送し、各地の試写会もスタートしています。
また、「沈黙―サイレンス―」のDVDもこの夏に発売され、「映画『沈黙』の舞台を訪ねて~沈黙の地で神の前に静まる心の旅~」(9月27日から9月30日)も企画されています。
ラブ・イン・サイレンス、 沈黙の中にも「神の愛」が存在することを、一人でも多くの方がたにお伝えしたいと思います。ぜひご参加ください。
*詳しくは 03-5341-6911(代表)いのちのことば社までご連絡ください。