What’s New 「ベー・チェチョル コンサート 大阪」レポート
そして日韓共同制作映画化決定&聖地旅行

礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター

その歌声を聴いて、甲状腺がんにより、声帯神経・横隔膜神経の切断を克服して復活したオペラ歌手だと気がつく人はどのくらいいるだろうか。私などはNHKの番組を観ていなかったらまったく気がつかない。毎年、彼の歌を聴いているが、ベー・チェチョル氏の声は、癒されているというより、聴くたびに素晴らしくなっていると思う。
だがオペラコンサートだからと言って、歌を聴いて帰るだけでは、病による彼の苦悩やそこから解放された喜び、そして奇跡を起こしてくださった神のみわざを感じることはできないのではないか。それではコンサートに協力している者として、なんとも残念な思いが残ってしまうと感じていた。
東日本大震災が起こり、生きる意義を問う人が多くなっている今日の日本。領土問題で緊張状態のある日韓関係。だからこそ、最悪な状況でも主を信じ続けたベー・チェチョル氏、そして韓国人の彼を継続的にサポートして来た輪嶋東太郎氏、奇跡の手術をした京都大学名誉教授一色信彦氏の話を聴いていただくべきだと思い、10月に行われた今回のコンサートでは、プログラムにトークショーが加わった。さらに、聖書の解説のためにチャーチオブクライストニュージランド日本大阪教会の高田義三牧師に参加いただいたので、ベー・チェチョル氏が何に頼って試練を乗り越えてきたのか、どんな時にも、試練とともに脱出の道が備わっている(Iコリント10:13参照)ことがはっきり伝えられたと思う。
手術台の上で、「何か歌ってごらん」と言われて歌った「輝く日を仰ぐとき」をベー氏が賛美すると、会場からすすり泣く声が聞こえた。今回、オペラ以外の曲も披露され、「ユー・レイズ・ミー・アップ」「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の曲を聴きながら、どんなときにも守ってくださる方がおられること、また、新しい賛美という歌の世界に旅立つベー・チェチョル氏の思いが現れていると感じたのは私だけだろうか。
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現在、彼の映画制作が進行中である。映画は山あり谷ありで、完成するまで大変な労力と多額な資金面の支援が必要になる。一口一万円からの支援をお願いしている。
また来年2月、「ベー・チェチョルさんと行く イスラエル 賛美の旅」も計画した。ベー氏が、聖書の舞台となった各地で賛美してくれる。彼のCDが付き、さらに香港にある「ノアの箱舟原寸大テーマパーク」にも行くことになっているのだからこんなチャンスはない。ぜひ参加していただきたい。

●映画へのご協力について:ヴォイス・ファクトリイ株式会社 Tel. 03-5388-0041
http://www.social-capital.jp/
●旅行について:2013年2月21日(木)~27日(水) 29万8,000円~(別途燃油チャージ代)
ヒズプラン Tel. 080-7000-9414 (松崎)
■旅行企画・実施 近畿日本ツーリスト株式会社 ECC営業本部 第1営業支店 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-13 住友商事神田和泉町ビル14階
観光庁長官登録旅行業第20号
●CD「この清らかな住まいよ」2枚組 3,675円●本『奇跡の歌』1,400円

問い合わせ : ライフ・クリエイション(いのちのことば社)
Tel.03-5341-6927 Fax.03-5341-6928
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