NEWS VIEWS FACES 速報!第44回グラミー賞&第17回ステラー賞

ライフ企画

アメリカの音楽界最大のイベント「グラミー賞」

 グラミー賞は年に一度、春に開催されるアメリカの音楽界最大のイベントとして知られ、2002年の授賞式で第44回を迎えました。同賞はアーティストや音楽プロデューサー、ソングライターら約1万人の会員を持つNARASアワーズが主宰し、同会員の投票によって決定され、授賞式の様子は全米に生中継されます。その中にクリスチャン・ミュージックに与えられる6部門があることはあまり知られていません。ご存知でしたか?

 中でも注目の3部門の受賞者をご紹介しましょう。

 ベスト・ロック・ゴスペル部門にはdcトークの『ソロ』が受賞。米国ロック・ゴスペル界で常に先鋭的な音作りを続けるdcトークの受賞作は3人のメンバーそれぞれのソロ作品を集めた実験的なアルバム。何枚ものミリオンセラーを生み出してきたdcトーク、貫禄4度目の受賞。ベスト・ポップ・ゴスペル部門は、マイケル・W・スミスの『ワーシップ』や、スティーブン・C・チャップマンの『デクラレーション』など他の名盤ノミネート作を押し分けシシ・ワイナンズの『シシ・ワイナンズ』が受賞。同アルバムでシンガーとしてシシ・ワイナンズの魅力はひとつのピークに達したと言っていいでしょう。そしてベスト・ゴスペル・クワイヤーorコーラス部門には、昨年の来日公演も記憶に新しいヘゼカイア・ウォーカー&ザ・ラブ・フェローシップ・クルセード・クワイヤーが『ラブ・イズ・ライブ!』で同部門2度目の受賞。同クワイヤーは、この6月5日、6日東京五反田ゆうポート・ホールで総勢25名によるゴスペル・コンサートが決定しており、受賞後の乗りに乗った勢いで熱いコンサートになることは必至。

 また、ここ数年日本でも大きな盛り上がりを見せるブラックゴスペル・ミュージックを対象とした音楽賞として設定されたステラー賞も1月に決定しました。今年の受賞者の中で特に目をひくのは何と言っても『ライブ・イン・ロンドン・アンド・モア』でベスト・アルバム賞、ほかべスト・アーティスト賞など主要6部門を受賞したドニー・マクラーキン。アフロ・アメリカンのコミュニティーの中での彼へのリスペクトの深さが伺えます。カーク・フランクリンもアルバム『キングダム・カム』でアーバン・ゴスペル部門、ヒップホップ部門の2部門で受賞。最新アルバム『リバース・オブ・カーク・フランクリン』も大好評です。

 CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)アルバムを中心に授与されるドーブ賞はこの4月15日に発表予定。サード・デイやサラ・グローブスなど、充実した顔ぶれがノミネートされています。こちらも乞うご期待!