NEWS VIEWS FACES 映画「マリア」全国12月ロードショー
「クリスマス」を取り戻そう……計画!!

映画『マリア』
礒川道夫
ライフ・エンターテイメント チーフプロデューサー

 2007年度初頭には、TVや新聞でキリストの証しが語られた「パワー・フォー・リビング」に驚き、沖縄から札幌までの「韓流ブーム」に乗った韓国オンヌリ教会の「ラブ・ソナタ」では、その動員力に驚き、そして今度は12月、セキュラーの会社「エイベックス・エンタテインメント」がクリスマスの映画「マリア」を配給する。神様が日本の救霊のために働いているとしか私には思えない1年だ。

 『パッション』がイエスの受難のみを描いた映画、つまりイエスの生涯のエンディングだとすると、この映画『マリア』は、降誕だけを描いたオープニングと言える。普通、イエス伝では、降誕シーンは数分で終わってしまう。それを100分で描いているのだから、マリアの葛藤や、本来なら石打の刑にしなければいけない家族の苦しみ。なぜ神はエリサベトとの交わりを大切にされたのか、さらにヨセフとの信頼し合った夫婦関係等が美しく描かれている。そして「あらゆる人々の罪を贖ってくださる」とマリアに預言するシーン。また没薬を博士たちがささげる時に「キリストの払われた犠牲」にと、あの『パッション』の苦しみを暗示する場面がある。これこそが、私たちが伝えなければいけないクリスマスの意味である。

 ある牧師が語っていた。「キリスト教結婚式」も「ゴスペル」も「クリスマス」も世に取られてしまっているのではないか。そういえば、12月になると、キリスト教国と間違えるほど、日本中がクリスマス一色になる。デパートが年末に捨てる装飾をもらってくると、次の年の教会がきらびやかになると聞いたこともある。しかし主人公はいない。誕生日の主役がいなくて誕生日をお祝いしていることに気が付いてもらわなければいけない。

 年末には自殺者も増える。「今日~救い主がお生まれになりました」と伝える絶好のチャンスである。

 エイベックス・エンタテインメントと相談して下記の計画を立てた。このキリスト教界の宣伝費だけでも何百万円であろう。しかもエイベックスがすべて負担してくれる。一般の会社が資金を出して、「クリスマス」を伝える。不思議なことである。

「クリスマス」を取り戻そう・・・計画!!

  • 全国の教会に、教会の集会案内を記入出来る A2ポスターを、チラシとともに配布いたします。
  • 特別鑑賞券 一般1,300円(当日は1,800円)キリスト教専門店、協力教会で取り扱っています。
  • 今上記で購入された方に、素敵な映画「マリア」特製布しおりをプレゼントいたします。(数量限定)
  • 動員協力/いのちのことば社・日本聖書協会・カトリック中央協議会広報
  • 連絡先/いのちのことば社 ライフ企画(03-3353-7440)
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