編集者より 38626

 お盆といえばお墓参り。私は生まれてから一度もお墓参りに行ったことがなかったのですが、今年は、教会のお墓(納骨堂)に足を運びました。それは、父が設計・建設し、母が墓石の文字を書いたものです。そして今は、その二人の遺骨が納められています。あまり行っていないので見つかるか不安でしたが、大きく、とても目立つのですぐに見つかりました。白いタイルと、「永遠の命」と彫られている墓石とを、兄と姉と三人で黙々と磨き、伸びきった周囲の植木を丁寧に剪定しました。沈みかけた太陽の日差しが水に反射して光を放つ納骨堂を見てると、温かい不思議な気持ちがあふれてきました。(梶)