破壊的カルトから身を守るために 表1 掲載号:2005年04月号 パスカル・ズィヴィーマインド・コントロール研究所所長 表1破壊的カルトが使うマインド・コントロールの特徴●批判を受けつけない ─疑問が生じることを許さず、質問をすることに罪責感を植えつける。●身体のコントロールをする ─共同生活により、食事制限や労働時間の長時間化。●環境コントロール ─友人、家族、学校、会社の連絡を絶つ。●アイデンティティーの破壊 ─自分の欲望や主張は「悪」ととらえアイデンティティを制御する。●情報コントロールをする ─マスコミは誤報を流し、宗教弾圧しているなどと批判的なものから目を遠ざける。●グループへの依存心を高め、脱会の恐怖感を植えつける。●おだてと罰を使う ─グループに従えば誉め、優しくするが、逆らうと罰を与えて、苦しめる。●行動と自由時間をコントロール ─ゆっくりものを考えたり、くつろいだりすることを許さない。●愛情と性のコントロール ─いつ、誰を愛するかまでもグループの命令なしにはできなくなる。時には性的なことまでコントロールする。●使用言語の操作をする ─そのグループのメンバーにしか分からない言葉(隠語や違う意味を持った言葉)を使わせる。グループの一員である自覚を高め、外部者と違いを認識させる。●操作のテクニック ─「瞑想する」、「賛美歌などを歌う」、「視覚に訴える」、「共同で運動やパフォーマンスを行う」、「祈る」などを何時間させることにより完全に感化させる。●自分に対して、強い罪の意識を持たせ、人々との罪の意識を操作しながら破壊的カルトとリ-ダ-のために働かせる。 関連記事 特集 神戸で共に幻を─第六回日本伝道会議への招き 再生へのRe-VISION JCE6開催地委員会 副委員長 関西聖書神学校 学監 鎌野直人 第六回日本伝道会議(JCE6)が九月二十七日から三十日にかけて神戸コンベンションセンターを会場として開催されます。一九七四年に京都で第一回目がもたれて以来、 […] 掲載号:2016年10月号 26 いのちのことば社創立60周年記念出版これが、聖書神学事典だ! 身近なテーマを考える中で、聖書の語っている声に耳を傾け 飛鷹美奈子西神福音ルーテル教会伝道師 「結婚・離婚」「独身」「家庭」「性」「姦淫」の五つの項目を執筆させていただきました。これらの項目は、多かれ少なかれ誰もが一度は考えたことのある、また日々直面している身近なテーマだと思 […] 掲載号:2010年09月号 26 弱さとともに生きる―インタビュー・スペシャル! ◆弱く小さくあることに、丁寧に付き合う 京都市は精神医療・福祉の発祥の地だ。左京区の岩倉がその地とされ、平安時代から、精神障害者を助けるコミュニティが形成されていたという歴史がある。『一粒のたねから』の著者坂岡隆司さんは、その京都市にある社会福祉法人ミッション […] 掲載号:2014年03月号
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