破壊的カルトから身を守るために 表1 掲載号:2005年04月号 パスカル・ズィヴィーマインド・コントロール研究所所長 表1破壊的カルトが使うマインド・コントロールの特徴●批判を受けつけない ─疑問が生じることを許さず、質問をすることに罪責感を植えつける。●身体のコントロールをする ─共同生活により、食事制限や労働時間の長時間化。●環境コントロール ─友人、家族、学校、会社の連絡を絶つ。●アイデンティティーの破壊 ─自分の欲望や主張は「悪」ととらえアイデンティティを制御する。●情報コントロールをする ─マスコミは誤報を流し、宗教弾圧しているなどと批判的なものから目を遠ざける。●グループへの依存心を高め、脱会の恐怖感を植えつける。●おだてと罰を使う ─グループに従えば誉め、優しくするが、逆らうと罰を与えて、苦しめる。●行動と自由時間をコントロール ─ゆっくりものを考えたり、くつろいだりすることを許さない。●愛情と性のコントロール ─いつ、誰を愛するかまでもグループの命令なしにはできなくなる。時には性的なことまでコントロールする。●使用言語の操作をする ─そのグループのメンバーにしか分からない言葉(隠語や違う意味を持った言葉)を使わせる。グループの一員である自覚を高め、外部者と違いを認識させる。●操作のテクニック ─「瞑想する」、「賛美歌などを歌う」、「視覚に訴える」、「共同で運動やパフォーマンスを行う」、「祈る」などを何時間させることにより完全に感化させる。●自分に対して、強い罪の意識を持たせ、人々との罪の意識を操作しながら破壊的カルトとリ-ダ-のために働かせる。 関連記事 特集 こころの傍らに立つ 「働くひきこもり」を自称するユニークな精神科医のエッセイが面白い。『百万人の福音』の人気連載「えぜる診療所ひきこもり院長のつれづれ日記」が大幅加筆され、一冊の本にまとめられた。注目の著者に執筆の裏話を聞いた。 7月発売 […] 掲載号:2018年10月号 26 『赤毛のアン』と聖書のことば―『アンが愛した聖書のことば』著者インタビュー ◆BOOKレビューアンへの愛にあふれた、さわやかな一冊 ちょうどこの四月から、NHKの朝の連続テレビ小説で「花子とアン」が放送されている。『赤毛のアン』を日本に紹介した翻訳者、村岡花子の生涯を描いたものだ。このドラマをきっかけに、今年はとりわけ多くの人が『赤毛のアン』を手に取 […] 掲載号:2014年06月号 26 いのちのことば社創立60周年記念聖書のことばをそのまま伝えて60年 ■神の働きを単純に信じる信仰で ケネス・マクビーティいのちのことば社 初代会長 一九五〇年に、湖浜馨牧師と二人でいのちのことば社を始めたとき、私は二十二歳でした。来日前、日本は食べ物も乏しく貧しい国だと聞いていましたから、宣教は難しいだろうと思いました […] 掲載号:2010年10月号
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