初めに、神が 創造を貫き、堕落を凌ぐ神の愛

遠藤嘉信

真摯な聖書釈義から導き出された(故)遠藤嘉信牧師の講解説教
追悼記事
創世記1~3章を丹念に読み、創造のみわざと人類の堕落について、そして堕落した人間のために計画されたキリストの救いについて説く。周辺諸国の創造神話と明らかな一線を画す卓越した聖書の記述から、造り主の一つ一つの言動に込められた熱情を伝える講解説教。

「あなたは、どこにいるのか」
創世記1~3章から、創造のみわざと人類の堕落を読み、堕落した人類を救うべく計画されたキリストの十字架を浮き彫りにする。

あらためて創世記1章から3章を見るとき、神の愛がこれら全章を貫いて、満ちあふれていることに気づかされる。天地創造のすべてが、人に対する神の愛の表現である。すべてが人のために造られた。神が愛であるから、その愛は、愛の対象を求めていた。(「あとがき」より)

【目次】
1 初めに、神が
2 神は仰せられた
3 それを見て良しとされた
4 神のかたちとして
5 この日を聖であるとされた
6 どの木からでも思いのまま
7 ふさわしい助け手
8 その実をとって食べ
9 あなたは、どこにいるのか
10 彼は、おまえの頭を踏み砕き
 あとがき遠藤嘉信(えんどう・よしのぶ)1959年静岡県に生まれる。
聖書神学舎、ゴードン・コンウェル神学大学院、セントポール&セントメアリー大学博士課程を経て、聖書ヘブル語動詞の研究により英国ブリストル大学から哲学博士号(Ph.D)取得。
日本同盟基督教団和泉福音教会牧師、聖書神学舎教師(旧約聖書を務める。
2007年6月23日、召天。

発行日:2007年07月20日
ページ数:144
判型:四六判
発行:いのちのことば社
ISBN:
商品番号:1870
定価:1,430円(税込)

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