ゴスペルボックス 山口巡回レポート

ゴスペルボックスの働きを始めて12年。今回、初めて山口県の教会に伺いました。
あまり知られていませんが、実は山口県は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが精力的に宣教し、大きな成果を上げた地域です。1549年8月15日、ザビエル一行は鹿児島に上陸、日本に初めてキリスト教が伝わりました。ところが思うように宣教は進まず、北へ北へと進むうちに、ある日「広く日本の宣教を広めるならば京の都、天皇に接見してそこから宣教する」ことに思い至り、京都まで足を伸ばします。そして京都付近まで北上しましたが、そこは戦乱の世。残念ながら天皇に接見できずにやむなく引き返しました。
そこで現在の山口県に宣教の拠点を置き、村人や町人、そして侍たちに福音を説き、そこでなんと500人以上の人々に洗礼を授けたそうです。挫折したと思われた宣教計画が、実は大収穫につながっていったのです。
山口市内にはりっぱなザビエル記念聖堂が建てられ、その1Fロビーにはザビエルの軌跡や貴重な手紙、記念物が展示・公開されています。今回、巡回する中でその歴史を知りました。

2022年3月8日ライトハウス宇部キリスト教会

山口県宇部市のライトハウス宇部キリスト教会に初めてお伺いしました。みなさんたいへん喜んでくださいました。
日頃から地域にトラクトを配布しておられる他教会の先生も、今日の訪問を楽しみに待っていて、来てくださいました。午前中の祈祷会の後、ご挨拶とゴスペルボックスの近況を証ししました。

2022年3月10日やないグレースチャペル

未信者の方々対象の英会話教室をやっている最中に到着しましたが、終了後に信徒さんたちも次々と来てくださいました。
日本児童伝道協会(日本CEF)でスタッフをしていたことのある牧師先生が、さまざまな視覚教材で地域に福音を伝えることに取り組んでおられます。

コロナ禍でしたが、巡回を受け入れてくださり、交わりが与えられ、たくさんの福音文書を見ていただく機会となったことに感謝します。
5月は北海道を巡回予定です。ぜひ、お祈りに覚えて、この働きを支えていただけましたら幸いです。
また現在、ゴスペルボックス2号の準備をしています。併せてお祈りください。