能登半島地震 霊的(心の)支援を計画しています

輪島塗りの被災工房から漆器類などを取り出す作業の様子

 このたびの能登半島地震により被災された皆様、またそのご家族・関係者の皆様に心からのお見舞い申し上げます。また、復興支援のために尽力しておられる方々に深く敬意を表すとともに、被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 いのちのことば社では、2011年に発生した東日本大震災の際には復興支援室を設け、被災地の教会・信徒の方々の支援に取り組みました。チャリティーイベントの収入や皆様から頂いた義援金を、日本福音同盟やCRASH JAPAN(クリスチャン災害援助団体)などにお送りし、被災地支援に役立てていただきました。また、避難所として恵みシャレー(軽井沢の宿泊施設)を提供し、被災地の教会に聖書(旧新約聖書252冊、新約聖340冊)、絵本(1,425冊)、トラクト(26,400枚)などを贈呈しました。これらを通して、日本全国の教会の祈りを、霊的支援としてお届けすることができたと考えています。
 今回の能登半島地震で被災された教会に、何かお手伝いできることはないかを尋ねたところ、信仰書などの福音文書によって、復興にあたっている現地の人々を励ましてほしい、との声を頂きました。それを受け、今できることをしたいと願い、まず、ゴスペルボックス(移動書店)を派遣することとしました。訪問すると逆に迷惑になるのではとの懸念もありましたが、教会に相談したところ、「ぜひ来てください。お待ちしています」。とのお返事を頂きました。「クリスチャン新聞」の記者も同行し、現地の教会の現状を皆様にお知らせして、地域のために具体的な祈りと支援を呼びかけていきたいと願っています。
 この計画について、お祈りいただくとともに、ご支援をいただけますと幸いです。
いのちのことば社復興支援室
●今後の支援予定
■ゴスペルボックスによる巡回
4月下旬に能登の6教会を訪問します。地域教会を巡回し、来てくださった方々に一人1,000円の商品券をプレゼントしてお買い物をしていただきます。
■聖書贈呈
被災して聖書を失った方に、教会を通じて、聖書を贈呈します。
■トラクト贈呈
現地の地域教会の必要に応じて被災地に福音を伝えるトラクトを無償で提供します。
■献金目標 100万円

十数年前に輪島を巡回した際の写真
東日本大震災の際に行った、弊社の支援