EHCモンゴル  「ジョイハウス2」建築計画と支援のお願い

◆海外からの文書伝道レポートを紹介します。

EHC日本が支援する「ジョイハウス」の働き
 ―建築予算500万円まで、あと250万円の必要

 「ジョイハウス」は、モンゴルの首都ウランバートルのごみ集積所で暮らす貧困下の子どもたちに向けた、無償の教育支援学校です。EHCモンゴルの総主事、バーサンドゥオーリ牧師(通称バスカ)が、この「ジョイハウス」を運営しています。
ジョイハウスでは6歳から13歳までの教育をしています。ここでは食事が無償で提供され、学校から自宅が遠い子どもたちが安全に学校へ通えるよう宿舎を併設するなど、厳しい状況に置かれた子どもたちに寄り添った運営がされています。EHC日本では、このジョイハウスに関わる働きを継続的に支援しています。
このたび、本誌2020年4月号で紹介した「ジョイハウス2」の具体的な建築計画と支援要請がバスカ牧師より届きましたので、以下に紹介します。
 「ジョイハウス2」への指定献金は、すでにEHC日本に250万円集まっています。あと250万円の必要のために、お祈りとご支援をお願いします。   
   EHC日本事務局

「ジョイハウス2」の建築計画と活用計画
 EHCモンゴル総主事 バスカ牧師より

日本の皆様、いつもモンゴルの子どもたちのことを覚えてお祈りと毎月の尊い献金を頂き、心より感謝いたします。コロナ禍で2020年の春は、子どもたちは自分たちの家に帰らなければなりませんでしたが、今では状況も落ち着き、元気にジョイハウスで生活しています。
 以前は、ごみ集積所で何の目標もなく生活していた子どもたちが、今、元気にジョイハウスでたくさんの学びと訓練ができていることは、この上ない喜びです。これを可能にしてくださったのは、日本の皆様のお祈りと経済的な支えです。心より感謝いたします。
 今回は、建築について祈り求めている「ジョイハウス2」についてお知らせします。

● 「ジョイハウス2」の活用計画
(1) ジョイハウスで学びを終えた子どもたち(小学生相当)が、次の段階の高等教育を受け、専門的な技術を身につけることを目的とします。訓練コース:大工、電気設備、水道設備、美容、洋裁等。
(2) 最近、モンゴルでは家庭内暴力が増えて、多くの子どもたちが犠牲になり、私たちのところに助けを求めてきています。 その中で、最も状況が深刻なウランチェルット地区の子どもたちを保護して教育し、技術を身につけさせたいと思っています。
(3) 親たちも同時に訓練し、暴力を振るわないためのカウンセリングを市との協力のもとで行います。
● 「ジョイハウス2」の建築計画
・ 定員:65名
・ 建設工事:2021年5月~7月予定
 「ジョイハウス2」によって、子どもたちが安心・安全な環境で学び、技術を身につけることができるようになれば、子どもたちが職業に就き、自立した社会人となることが期待できます。

 私たちは、子どもたちが、これから大人になって、同じような環境にある子どもたちの光となり、導いていくことができるように、祈りつつジョイハウスの働きをさせていだいています。
 現在、210坪(686㎡)の土地が与えられています。予算の500万円が満たされるならば、2021年の5月から7月に建築したいと願っています。500万円というのは大きな必要ですが、備え主である主なる神様が必要を与えてくださるよう、皆様と共にお祈りしています。

EHCモンゴル総主事 バスカ

会計報告(2020年10月分)
○支 出○
・印刷費 114,399円
・頒布活動費 960,871円
・事務局費(人件費、光熱費等含) 513,472円
支出合計(B) 1,588,742円
収支差額(A)-(B) 48,920円
10月末累計収支 1,234,524円
9月末累計収支 1,185,604円
○収 入○
・献金(国内) 715,730円
 ・日本EHC 424,050円
 ・オイコス計画 291,680円
・献金(海外) 59,810円
・会費 54,265円
・トラクト頒布収入 807,857円
収入合計(A) 1,637,662円
目標献金額と達成状況
目標献金額 毎月500,000円
2020年7月~10月 6,298,087円
トラクト頒布数

2020年7月~10月(総頒布数累計) 6,298,087部