トラクト配布第一期を終えて

子母口キリスト教会 
  (神奈川県川崎市高津区)

                               青木幹夫
  
2020年3月に私事ですが仕事を解雇され、高齢者で働ける手っ取り早いアルバイト
を探し始め、ポスティングのアルバイトをしようかと考えていた時に、オイコス計画の
事を「いのちのことば」で知り、その時間を捧げれば主の御用になるのだと示されました。
さっそく役員会に提案したところ、50年前の配布をされた経験を話してくれたT兄が
大賛成をして下さり、すぐに直接スタッフによるデプテェーションを企画し、7月に
礼拝後実施しました。
 
 6月から伝道委員会ニュースを毎月発行し概要を教会員に周知し、まず参加して下さる
兄姉を募りました。11名の方が名乗りをあげて下さり、9月にキックオフ集会を持ち
地図作成など準備にかかりました。

 10月から配布を開始し、配布に携わった証しなどをニュースに掲載し、かつ献金の
要請もしました。12月に献金も準備され捧げることが出来て感謝です。2022年からは
毎月捧げる方が数名示されこの計画の更なる発展に寄与できることを感謝しております。

 私たちの教会は開拓から今年で67年です。都会の教会の特徴である転勤者が多いせい
か人の出入りが多い教会だと思います。出て行く人に対して教会に来る人が少ないのは
教会の存在が知られていない為と考えて、それゆえこのオイコス計画で少しでも存在を
知らせることにつながるようにと思っています。
 裏面には教会のホームページのQRコードを印刷しました。
 教会に長くおられる信徒も高齢化してきており、世代交代の必要を覚えながら少しでも
教会を知る事が出来るようにと祈りつつ、宣教活動を展開しております。
このオイコス計画をきっかけに高齢者のグループが立ちあげられ、伝道のために太極拳と
カフェを週一回開く事に発展したことが感謝です。
教会の周辺半径3キロの地域の配布を終えたおりには、ほかの教会の方たちに
バトンタッチも必要であると思っています。いかにして配布して下さる教会を増やせる
のかと思いを広げている所です。

川崎の配布進捗状況を見ると川崎高津区ではまだ高津区・宮前区の2教会しか参加して
いません。先日ギデオン協会の方の証しの時を持つ事が出来ました。その際にオイコス
計画の事を話し、ギデオン協会に集まっておられるいくつかの教会にこの計画が拡がる
ようにと祈りました。

《2月から配布開始》

子母口地区は教会に近い地域であり、過去毎月にチャペル通信を配布していた
地域でもあり、参加者が自分の配布地区を任意に(自分のつごうの良い時間に)
配布する方式でしたが、蟹ヶ谷地区は子母口と違い急傾斜の地区であり、教会から
も離れているので、2月第2主日の13:30~牧師先生の車両にて拠点まで人員
を輸送していただき配布をしました。
あいにくの雨でしたが、大きなマンションのある地区をえらんだので、楽に
ポスティングができました。
しかし物足りなかったという声が聞こえて来ました。

3月は暖かい天候に恵まれ皆で坂を上りながらの配布でしたが、順調に出来ました。
マンションの多い地区なので、管理人が休みの日曜日の礼拝前8:30~9:30
に配布する人もいました。
元マンション管理人の人からですが、この時間帯は管内巡回中だから、注意されない
とのアドバイスがありました。

《配布中の感謝な事》
日曜日朝配布し9時30分になりそろそろやめようとしていたところ、次の配布の
目標にと少し離れた10軒入っているアパートに行きました。ドアに郵便受けのある
アパートで鉄の廊下が響くところでした。2階の3件目に入れた所、がたがた
物音がしたので、これは怒られるのかなとおもったのでしたが、ドアを開けて
出て来た外国人がトラクトを持って
「これはプロテスタントチャーチですか」
と聞かれ、20分場所をスマホで検索しはじめ
「ここからどのくらいかかるのですか」
というので、
「10時10分に私が迎えに来ます」
と言って、一度教会に戻って10時10分に迎えに行って共に礼拝ができました。

あいにく仕事が警備員とのことで日曜日は仕事が多いのか、本業のプロボクシング
の練習のためかその後礼拝には来ていませんが、祈りの一人に加えられたことが感謝
でした。