オイコス計画の真ん中にもイエス様がいてくださると思う時、多くの労いと慰めを受けます

奈良ブレッシングチャーチ
 (奈良県香芝市)
 

      伝道師 李 聖

奈良県の南部は教会未設置地域が多くあります。
私たちの教会はそこに福音を満たすべく、「満福プロジェクト」と称して、時々祈りに行ったり、トラクト配布を行ったりしていました。
満福とは「満たせ福音」の略で、配布した後に行ったメンバーで、その土地の美味しいものを食べて「満腹」することも含んでいます。
2021年~22年には隣町の葛城市に重荷を持ち始め、全体に大まかなトラクト配布をしたことがありました。
教会未設置市町村のリストに挙げられていた町で、私たちの教会の中に祈りがありました。
2024年にオイコス計画のことを知り、葛城市に徹底的に福音の種を撒こうと、「満福プロジェクト/オイコス葛城市」と称して、同年6月~2025年11月まで、教会を挙げて行いました。

まず、葛城市全域の白地図を手に入れ、拡大して地域ごとに分けました。
毎月第二日曜日の午後、もしくは平日に配りに行きました。参加メンバーでLINEグループを作り、状況を互いに連絡し合いながら行いました。
町全体をざっくり知っていたところから、地域の名前を知るようになり、どこまで配ったかを確認し合ったり、配りそびれたところをもう一度配りに行ったりしているうちに、いつの間にかおなじみの場所になっていきました。
住宅密集地のハイツ群は、階段を上ったり下りたり、上ったり下りたりで疲れ切り…。

賃貸のマンションは「チラシお断り」の表記がないところが多いので、どんどん配ってトラクトが減っていくやりがいを感じ…。
山間部では、ポツンと一軒家さながらのお宅に一枚のトラクトを携えて行き、広い敷地のお家のポストに探して入れ、角を曲がってポストを探していたら、先ほどの大きいお家の反対側だったことに気付いて溜息…。
そのような一軒も集合住宅の一軒も、同じ一枚のトラクトです。
命の重さは変わらないことを実感しながら祈りつつ配りました。

「父からのラブレター」のトラクトを初めは怪訝な顔で受け取っていたおじいさんが、あとで「タイトルがいいねえ」と声をかけに来て下さったり…。
間違えて「チラシお断り」の所に入れてしまい苦情の電話を受けたりもしました。
色々な事がありましたが、どれもこれも幸いな一コマです。
イエス様の弟子たちが、伝道に向かった姿を思い浮かべながら、自分もその中にいるように感じました。オイコス計画の真ん中にもイエス様がいてくださると思う時、多くの労いと慰めを受けます。

感謝を持って主に栄光をお帰しします。
「良い知らせを伝える人の足は、山々の上にあって、なんと美しいことか。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、『あなたの神は王であられる』とシオンに言う人の足は。」 ― イザヤ書52章7節 ―