2021年8~10月  地域に福音を満たす

 

函館中央教会
 (北海道函館市)

  
      期間     2021年 8月~10月
      配布地域   函館市 西旭丘 1丁目、2丁目、3丁目
      配布戸数   2,000軒      配布枚数  2,000枚

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― 証 ―
コロナ2年目を迎え、新しく所得した土地(函館郊外)地域に訪問を通して福音を満たしたい
との願いが与えられ、教会のメンバーと地域を巡る祈りをしました。そして、EHCに配布
トラクトを注文したのですが、「今、<オイコス計画>を全国で展開しており、
それにご協力していただく形でトラクトをお送りできます」とのことでした。

主の助けと大いに感謝し「三浦綾子さんのトラクト」2千部を送っていただきました。
その時、函館のコロナ感染は小康状態でしたが、この時期の訪問に懸念もあり最後まで
迷いました。しかし、私たちのワクチン接種後2週を経た8月の主日午後から、
思い切って西旭岡地区全戸の戸別訪問に踏み切りました。

私たちの訪問の方法は、「玄関でその家の平安を祈り」、「挨拶と自己紹介」をし、
その際、「短い救いの証」をして「コンパクトに福音を語って祈り」、「聖書の学び」
をお勧めするというものでした。
(*T&M「平和の人を見出す」ルカ9章、10章)
これは「トラクト配布」とは異なり毎回大きなチャレンジを受けました。実行して
みるとほとんどがインターホーンで門前払いです。しかし、1回で50~60軒ほど訪問
すると2~3人の方が応じてくださいます。その中にはトラクトを受け取るだけでなく、
証や福音を聞いて祈りに導かれる方も起こされました。さらに、その家の祝福を祈り、
病気の人がいれば主の名によって大胆に癒しを祈りました。
このような祝福に満ちた出会いがあるなら心は喜びに満ち不安と恐れは雲散霧消となります。
反対に何の応答もなく、時に厳しい対応を受け続けて心は折れそうになりますが、
最期の1軒で思いもよらない備えられた方との出会いがあり新たな勇気と確信が湧いて
くることもありました。このような訪問は決して“慣れる”ことがありませんでした。

そのようにして、憐みの中で2か月ほどかけて目標の全戸訪問(2千軒)を終えることが
できました。その後、関係の出来た方々を再訪問していますが、EHCの全種類のトラクトを
注文し(良いものがたくさんあります)その中からふさわしいものを選んで用いています。

この全戸訪問を通して地域の様子が見えてきました。旧仏教や仏教系新興宗教が根を張り
(信仰の祈りをされた2人の高齢女性は、家の宗教を理由にご主人の強い反対を受けました。)
キリスト教異端が地域にネットワークを持ち(彼らは、今、訪問をしていません。私たちが
訪問伝道しているのに驚いて「頑張って下さい」と言われて驚きました。)、この地に
住宅造成がなされ50年近く、老夫婦2人、独居老人がかなりのパーセントを占めること等々が
分かってきました。さらに、どのようなアプローチが出来るのか今後の課題です。

今年は、教会の近隣地域に訪問を進め、続いて「地域に福音を満たす」使命を果たして
いきたいと願わされています。