終戦後80周年に考え&祈る本〝対立の時代〟に流されない備えを
昨今、世界各地で戦争や天災が相次いでいます。今、私たちの目の前で起きているこれらの出来事に対して、「答え」はどこにあるのでしょうか。
今年の8月で、アジア・太平洋戦争(第二次世界大戦)の終結から80年を迎えます。いのちのことば社でも、この節目の時に、戦争と平和をテーマした本を用意しました。
第二次大戦中のドイツ収容所体験記『私の隠れ場』(コーリー・テン・ブーム著)を復刊したほか、「十戒」に聴く愛と平和のメッセージ絵本『うけとろうへいわ』、聖書に由来した命の尊厳から平和を説く『イエスの福音と人間の尊厳』、キリスト教に基づいた平和構築を考える『今、「平和」とは何か』、自分の身近な出来事の中での『平和へのはじめの一歩』、偶像礼拝や戦争への積極的な協力をしてしまった日本の教会の姿から学ぶ『戦時下の教会を知ろう』の6冊が新刊として発行されます。その他、同じテーマの既刊も多数用意されています。
大国の指導者が対立を煽ることばを公然と発する時代に流されないために、ぜひご一読ください。

◆『うけとろう へいわ』
きたじまみねこ 文
とばあかし 絵
前半は子ども向けに書かれた美しい絵本、後半は大人向けの証しエッセイ。幼少に戦争を経験し幼稚園教諭として子どもに向き合ってきた著者の長年の祈りが形となった、平和を語り継ぐ珠玉の一冊。
横210×縦220ミリ/44頁/定価1,320円(税込)