2021年1月~4月 ゴスペルボックス巡回レポート

九州→四国→関西→東海地区を巡回しました!

 緊急事態宣言から始まった2021年。昨年の緊急事態宣言時には完全にストップしたゴスペルボックスの働きでしたが、今回は十分に注意し、訪問予定の教会に確認をとりながら巡回を行うことができました。皆様のお祈りとご支援に感謝します。

2021年1月17日

 本日からゴスペルボックス九州巡回に向けて出発です。大阪経由で1泊し、岡山県に入ると、サービスエリアでは「桃太郎」の力強いモニュメントがお出迎え。鬼ヶ島は瀬戸内海の島々だったという伝説があるそうです。勇気をもらって、いざ出陣!

九州 1月26日 クライストチャーチ久留米教会

 午後、クライストチャーチ久留米教会に伺いました。
あいにくの雨模様。昼頃まで、何とか雨は降らずにいたのですが、教会に向かう途中からだんだん降り出し、着いた時もしとしと降っていました。しかし教会に大きなガレージがあったので、そこに陳列させていただくことに。と、ここまでは良かったのですが…雨模様の空とガレージの中は、思ったより暗く、牧師先生がご自宅から懐中電灯を持参し、照らしながら商品を見てくださいました!

四国 3月6日 児島聖約キリスト教会


 今日はいよいよ岡山県から瀬戸大橋を渡って四国に入ります。瀬戸大橋近くの児島聖約キリスト教会へ初めてお伺いしました。岡山市内のキリスト教書店が昨年閉店したため、教会員の方々は大変残念がっておられました。教会堂の横で販売させていただきました。児島聖約キリスト教会は、非常にユニークな造りの教会で、古い日本家屋とすてきな庭園が1995年に新たに建て替えられた教会堂とつながっています。
 日本庭園の片隅には、火をともすと十字架が浮き出るキリシタン灯籠がひっそりと置かれています。戦国時代、この付近の児島郡味野村では多くの人々がクリスチャンに改宗し、禁教令以降は現在の児島聖約キリスト教会横の日本家屋でひそかに礼拝が守られていたそうです。迫害に備えた地下通路も残されています。礼拝が守られていた日本家屋奥には秘密の「茶室」も設けられ、床の間には十字架が浮き出る造りになっていました。現在、教会内にある当時の蔵の一室を、貴重な文献や当時の聖書を集めて歴史資料室として整理中で、国の重要文化財として申請中とのこと。貴重な歴史を見聞する機会となりました。

四国 3月12日 高松泉キリスト教会

 今朝は高松泉キリスト教会に伺いました。午前中の集会で、スタッフがゴスペルボックスで訪問した南西諸島や北海道巡回の時の証しをしました。皆さんがふだん行くことのない地域の証しでしたので、求道中の方々が何人もいらっしゃる中でたいへん喜ばれ、その後、別室に陳列した書籍やグッズをたくさん買い求めてくださいました。教会では子どもさんたちのサポートをする親子集会など、積極的な活動を行い、近隣の方々が参加されている様子でした。

関西 3月23日 服部喜望教会

 今日は大阪府内で宣教に取り組む服部喜望教会に伺いました。この日のために2時間以上もかけて電車で駆けつけてくださった信徒の方もおられ、皆さんと良い交わりをもたせていただきました。会堂壁面には、受難週からイースターの紙芝居が丁寧に貼られ、道行く人々にPRされていました。聞くところでは、季節ごとに展示が替えられ、時には子ども向けのクイズなども貼られ、答えの場所は教会学校のイベント参加で結びつけているそうです。教会学校は会堂横の屋外に椅子を出して行われ、コロナ禍にあっても一生懸命に宣教に取り組む熱い姿勢が伝わってきました。

東海 3月17日 可児福音教会

 今日は可児福音教会に初めて伺いました。感染が広がる中で、分散しつつ礼拝が行われていました。礼拝の中で証しと書籍案内の時間を頂きました。若い方々がたくさん福音文書を手に取っている姿が印象的でした。和気あいあいと、「この本お薦めだよ」などと語り合いながら本を選んでいる光景に感激しました。                (レポート/宣教室 相澤直実)