ゴスペルボックス「北海道巡回」無事終了!

 移動書店「ゴスペルボックス」による2025年6月初旬から7月中旬まで約1,000キロの旅。たくさんの出会いと再会があり、また、背後で多くの方々にお祈りや献金によるご支援をいただき、無事に巡回を終えることができました。
 1年ぶりの巡回の中で牧師先生が不在になった教会もありました。しかし、信徒さんが協力し合ってその地で宣教の働きを継続しておられる姿に心が熱くなりました。
 2025年7月1日(火):帯広市から大雪山系、日高・夕張山脈を経て緑豊かな占冠(シムカップ)村を通り、無事に山脈西側の千歳市側に抜けたゴスペルボックス。夕方になりましたが日本キリスト教会 遠浅教会に到着しました。最近、牧師不在の教会になりましたが、元気な信徒・役員さんたちが待っていてくださいました。
 今から100年ほど前、旭川方面の滝川地区やオホーツク海近くの遠軽地区から、クリスチャンの開拓団がここ遠浅地区にやってきて開拓を始め、牧場を切り開き、乳を絞って良質な乳製品作りを始めました。ゴスペルボックスで買い物をしていた初老の男性役員さんは幼稚園の頃からこの教会につながっており、他に買い物に来られた元気なおばあちゃんたちは、この男性を教会学校で教えた先生とのことでした。「このおばあちゃんたちには頭が上がらないんですよ」。わかる気がします。この元気なおばあちゃんたち、実は先述のクリスチャン開拓団の親族だそうです。歴史の重みと主のご配剤を感じた遠浅教会でした。