長崎での悲劇を見つめるドキュメンタリーDVD「神の沈黙 ―キリシタン弾圧と原爆―」7月上旬発売予定

昨今、世界各地で戦争や天災が相次いでいます。今、私たちの目の前で起きているこれらの出来事に対して、「答え」はどこにあるのでしょうか。

そのテーマを掘り下げるため、私たちは「神の沈黙」に着目し、長崎におけるキリシタン弾圧と原爆の歴史を紐解くドキュメンタリー作品を製作することを決めました。
「神の沈黙」とは、宗教的に、人々が危機や苦難に直面したとき、全知全能・絶対善の神が、救いを求める祈りにすぐには応えず、まるで沈黙しているかのように見えることを指します。
本作を通して、神の沈黙に迫るとともに、困難の中でも信仰を持ち続けた人々が抱いていた「永遠の希望」について問いかけたいと願っています。

歴史を扱うドキュメンタリー番組は数多くありますが、キリスト教プロテスタントの視点から日本の歴史を紐解く作品は、まだまだ限られています。
このドキュメンタリーでは神の沈黙への「答え」を探ります。
今回のドキュメンタリーの舞台となる長崎には、二つの「神の沈黙」が存在すると私たちは考えています。
一つ目は、遠藤周作の小説『沈黙』および、それを原作とするマーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 ―サイレンス―』によって世界的に知られるようになった「キリシタン弾圧」。
そして二つ目は、広島とほぼ同時に、長崎に対して人類史上初めて使用された「原子爆弾」です。
本作では、現地取材を重ね、さまざまな視点から映像を撮影。さらに脚本にも細部までこだわり、歴史を深く掘り下げていきます。

ナビゲーターの久米小百合氏

ナビゲーターには教会音楽家・久米小百合氏を迎え、長崎を巡る旅へ。監修には、日本キリスト教史の専門家である東京基督教大学特任教授・山口陽一氏を迎え、学術的な裏付けと信仰的な視点の両面から作品を支えます。
いのちのことば社ライフ・クリエイションでは、これまで多くの方々に愛されてきた歴史ドキュメンタリー「目からうろこシリーズ」を制作してきました。今回の作品は、その新シリーズ第一作目となります。
このドキュメンタリーを通して、現在の日本のキリスト教界が抱える課題、また、今なお続く戦争や自然災害といった苦しみに対して、神は本当に沈黙しておられるのかを、共に問い直してみたいと願っています。

価格:4,180円(税込)49166
7月上旬発売予定 予約受付中!

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