ブラジルとその先にあるあなたの影響力!
◆海外からの文書伝道レポートを紹介します
人生を変える愛のストーリー
国際総裁タナー・ピーク氏より証しが届きましたので紹介します。
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この世界は、今もなお多くの苦しみに満ちています。ニュースを見れば、死や破壊の光景であふれ、家族や友人の中にも、悪い知らせに翻弄されている方がいるかもしれません。私たちは日々、痛みと困難に直面している世界の現実を突きつけられています。
イースターは、復活を祝う時です。この季節が、あなたにとって喜びの季節となり、人生というテーマのもとで家族が一つとなるひと時になることを切に祈っています。しかしその一方で、あなたやあなたの周りの方々が、闇の中で悪い知らせに囲まれ、苦しんでいるかもしれません。
イースターは「希望」についての祝祭です。そして、苦しみに直面する中でこそ、希望が必要なのです。イエス様は、罪と死に打ち勝つために来られました。キリストに従う者たちはやがて、死も涙も痛みもない現実を体験するのです。私たちは今なお苦しみの中で希望を求めていますが、その苦しみが私たちを支配することはありません。イースターはまた、私たちが決して一人ではないということを思い出させてくれるのです。
今、この社会の片隅で生きる人々は、まさにこの希望を必要としています。疎外され、病に苦しみ、貧しさに直面し、忘れ去られたように感じている人々。イースターは、彼らが孤独ではないということ、深い愛の対象であり、決して見捨てられていないということを告げています。EHCは「誰一人取り残さない」ことを約束します。それは、私たちが世界中の最も困難で危険な、そして苦しみに満ちた地域にも足を運び続けるということです。
私たちは、絶望する人々に希望をもたらすことをやめず、イエス様が豊かないのちを与えてくださることを、世界に伝え続けています。私たちは、この地に救いを届けるキリストの証人なのです。
そして、あなたもこのコミュニティの大切な一員です。あなたもまた、イースターの希望を今最も必要としている人々に届ける働きに加わっているのです。あなたは、イエス様が愛されたように人々を愛する、愛の共同体の一部なのです。
EHCを代表して、あなたが愛によってこの働きに導かれてきたことを心から感謝します。
創造的な方法で愛を示す!
イスラム教の「ラマダン」(イスラム教徒が1ヶ月間断食を行うイスラム暦の9番目の月)は、復活祭と重なることが多くあります。この時期、クリスチャンへの迫害が強まる地域もありますが、それと同時に、人々が神との真の出会いを求めて心を開く時でもあり、キリストの愛を分かち合う絶好の機会でもあります。
1か月にわたるラマダンの断食期間中、日没後には特別な食事で断食を終えるのが習わしです。ナイジェリアでは、治安の悪化により政府が撤退し、生活必需品さえ手に入らないような地域もありますが、そんな中でもEHCのチームは、イスラム教徒の隣人たちに小さなお菓子の包みを贈っています。それぞれの包みには、「この贈り物はイエス様の愛によって届けられたものです」と記したカードが添えられています。
「私たちの行いは、敬意を表すだけでなく、対話のきっかけをもたらします。これまで閉ざされていた扉が、キリストの愛の小さな実践を通して開かれていくのです」と、現地チームは語っています。
この宣教モデルは、イースターの季節にキリストを隣人に伝えるための、数多くある創造的な戦略の一例にすぎません。
世界中の教会で、キリスト教映画の上映会やコンサート、公共の場での伝道集会が開催されています。また、EHCに関わる信徒たちは、他の春の祝日にもキリストを分かち合うための工夫を凝らしています。例えば、ヨーロッパのいくつかの国では「女性の日」が祝われますが、この機会に花を贈り、愛を示し、祈りをささげる活動を行っています。
このような取り組みは、祝日や文化的な行事を通じて、キリストの愛を伝える機会を創出するものであり、世界各地で活用されている宣教モデルの一つです。「すべての人に、あらゆる場所でキリストを伝える」という私たちの使命は、その地の独自の状況に対応しながら、常に形を変えつつ実現されていくのです。

「祈り」と「存在」が希望をもたらす
イースターの季節、EHCチームはアルバニアの首都ティラナの中心広場に集まり、人々と共に祈りの時をもちました。多くの人がイエス様を救い主として受け入れ、後日、私たちは聖書を届けるなどしてフォローアップを行いました。また、寄せられた祈りのリクエストのために、祈り続けています。
上映されたイエス様の生涯を描いた映画をきっかけに、エリダという一人の女性が息子と共に足を止めました。彼女は神を求めていたのです。私たちが話しかけ、祈った結果、エリダとその息子はイエス様を救い主として受け入れ、今は夫と共に教会に通っています。
人生を変える愛を届けよう
クリスチャンたちは、世界中で創造的な方法を用いて、イエス様の愛を伝えています。断食月に愛を示し、広場で祈り、教会へと招く─その一つ一つが、イエス様の復活をこの地で証しする行動です。
世界宣教に関わることは、人々の人生に信じられないような変化がもたらされる物語の一部となることです。壊れた関係が癒やされ、依存症から回復していき、恐れや絶望が希望へ変えられていく。それらはすべて、イエス様の愛に触れたところから始まるのです。そして、福音を受け取った人がキリストの愛を次の人へと届けるその連鎖が、地域、そして世界全体を変えていくのです。