奇跡が起こる場所
◆海外からの文書伝道レポートを紹介します
MENACAへの旅にご一緒しませんか!
ここ数か月、私はキリスト教に対して公然と敵対的な中東諸国をいくつか訪れ、そこで神様が今なしておられるみわざを目の当たりにしました。アパートや路地裏の小さなカフェでEHCのリーダーたちと時間を過ごし、彼らがその国々でキリストを伝える際に直面している挑戦について耳を傾けました。
彼らは非常に現実的な迫害の脅威、時には命を狙われる危険にさえ直面しています。一方で、神様が奇跡的に働き人たちを投獄の危機から守られた証しも聞くことができました。これらの兄弟姉妹の物語に触れることは深く心を揺さぶられる体験であり、MENACA(中東、北アフリカ、中央アジア)の地にいるリーダーたちが、日々「超自然的な信仰」をもって歩んでいることを皆様にお伝えしたいと思います。この信仰こそが、EHCの働きを支える原動力です。
また私は、世界各地で私たちのビジョンを達成するために、チームが多様なミニストリーの形を用いていることも直接見てきました。多くの国では「家から家へ」「人から人へ」と体系的にキリストを届けることが可能です。しかし、MENACAの多くの国々では、より創造的なアプローチが必要です。私たちの目標は常に「すべての場所のすべての人」に届くこと。そのためには、聖霊に導かれて働く必要があります。ある地域では文書による働きが可能ですが、治安が極めて厳しい地域ではそれすらできません。地下教会と協力することもあれば、地元教会の安全のため協力しない場合もあります。時にはタクシーの中で、秘密の小さな集会で、また病院や刑務所で宣教することもあります。別の時には、大胆に街頭で語ることもあります。
MENACAのある地域では、戦闘地帯で人々の必要に仕える働きが続けられています。アラビア半島やペルシャ地方では、イエス様の名を聞いたことのない人々に福音を届けるために革新的な技術が活用されています。この地域で「すべての人にキリストを届ける」ための単一の方法は存在しません。私たちは常に聖霊の導きを求めています。すべてにおいて信仰によって歩むこと―それが中東での私たちのミニストリーの姿勢であり、世界中のすべてのリーダーの霊的な姿勢でもあります。
闇の中に勇敢にキリストを携えていく最前線の働き人たちに仕えることは大きな栄誉です。共にこの働きに参加してくださる皆様に心から感謝いたします。どうか今日も、希望を必要とする人々のもとへ遣わされている兄弟姉妹を覚えて祈ってください。あらゆる場所の、あらゆる世代の、あらゆる人のために。
EHC国際総裁 タナー・ピーク
死の陰の谷で
MENACAで仕えるクリスチャンたちは、まさに「死の陰の谷」を日々歩んでいます。彼らは迫害の脅威に直面しながら、戦争と混乱に満ちた国々に福音を届け、深い絶望の中にいる人々に、命の危険を冒して仕えています。この地域の人々は必死にイエス様を求めており、主はその渇きを満たすように力強く働いておられます。MENACA地域にあるEHCのオフィスもまた、共通した迫害の経験を持ち、宣教活動に厳しい制限が課されたイスラムの強い影響下に置かれています。キリストのメッセージに敵対する人々は、恐れに覆われた土地を作り上げることに成功しています。ある「創造的アクセス国」(迫害下で身分を秘して宣教を続ける地域)のリーダーはこう語りました。
「働きを始めた時から、私は人間ですから恐れがありました。特に家族に何が起こるかを考えると…。しかし、神が共にいてくださることを知っています」
奇跡的な回心、主の導きによる出会い、試練の中で与えられる慰め、そして超自然的な守り。イエス様はこれらを通して、MENACAで仕えるクリスチャンたちに日々「わたしの愛は変わらない」と語っておられます。主は彼らを見捨てておられません。どんな権力も、主の愛を求める心からイエスを引き離すことはできないのです。
ある日、アウトリーチの最中に、チームは一人の漁師に出会いました。彼らは神様の奇跡について語り、イエス様に従うように召し出された漁師ペテロの物語を伝えました。漁師は深い関心を示して耳を傾け、そして自ら話し始めました。
数日前、海で漁をしていたとき、船が突然故障したというのです。絶望的な状況の中で、彼は心から祈りました。
「神様、もしあなたがおられるなら、私をこの海から無事に助け出してください。そうしたら、私はあなたに従います」
そして今、神様はイエス様について語るクリスチャンたちを彼のもとへ送られました。イエス様は今も生きて働き、彼を救い出されたのです。その場で漁師はイエス様を自分の救い主として受け入れました。
主は私のたましいを生き返らせてくださる
モハマド(仮名)はイスラム家庭に生まれた若者でしたが、長い間、自分が教えられてきた信仰について疑問と葛藤を抱えていました。周囲には腐敗、混乱、恐れ、不安があふれていました。
「どうして神はこのような暗く混乱した世界を許すのか」「苦しむ人々を前に、神は何もなさらないのか」
その疑問は次第に怒りとなり、モハマドは自分が受け継いだ神のイメージに反発するようになりました。しかし後になって彼は気づきます。それらの疑問こそが「まだ出会っていない別の神が存在することを心に告げる、聖霊のノックだった」と。やがてモハマドはEHCのチームと出会い、神が彼を無条件に愛しておられること、神に喜ばれるために完璧さや行いは求められていないという驚くべき真理を知りました。チームはこう語ります。
「真の神に出会った後、モハマドは自分の人生を主イエスに委ね、嫌がらせを受けながらも信仰に堅く立ち続けています」

MENACAで働くEHCのリーダーたちは、この地域の人々がキリストの希望と愛に深く飢えていると報告しています。彼らは恐れと絶望から解放してくださる「良い羊飼い」を切に求めているのです。忠実に仕える者たちの存在と勇敢な愛を通して、イエス様はMENACAの人々に近づいておられます。主はみことばによって心と人生を奇跡的に変え、まさに「ちょうど良い場所、ちょうど良い時」にクリスチャンを遣わされます。そして、あなたもこの驚くべき物語の一部なのです。あるリーダーはこう語っています。
「私は自分の働きを通して悟りました。奇跡はオフィスや椅子に座っているときには見られません。奇跡は現場で起こるのです。そして、あなたはその奇跡の一部です」