2026年5月8日(金)川島第二仮設住宅

一度穴水クリスチャンセンターへ向かい、小休憩。

その後、クリスチャンセンターのすぐ近くにある仮設住宅を訪問。

星野富弘アート展と、読み聞かせ、マッサージなどのプログラムをさせていただきました。

僭越ながら、私も初めて読み聞かせをさせていただき、良い経験となりました。

港町仮設住宅で、星野富弘さんの書籍が完売。先生の書籍紹介に来てくださった方々が心を打たれて、たくさんの方が書籍を購入してくださいました。

ーー羽咋聖書教会牧師 永井先生からの感想ーー

めちゃくちゃ良かったです。
思いもよらないほどに本の購入があった。皆さんの関心があることを感じた。星野富弘さん以外の本も買う方がいた。

「塩狩峠」の上映が良かった。その後仮設住宅の皆さんに会った時に、「またもう一回見たい」との声があった。本が売れた以上に神様との出会いがあると感じ、予想以上に反響があったことに感謝しています。

ーーこひつじ書店 藤尾さんーー

初日の富弘さんの詩画展での事です。

あるご婦人から「あんたの読んだ〈いのちより大切なもの〉って何や?」と聞かれました。

「そうですねー」「これやろ?」

と私の返答を待たず、彼女は両手を組み お祈りの手を出して見せました。

あの手が表していたのは何でしょう。「信仰」だったような「神さま」だったような話ぶりでした。

彼女は花が大好きで、たくさんの花を育てていたのだそうです。しかし、その庭も家ごと失い、仮設住宅入居後の人間関係にも悩み「悪いことばかりや」と。

「そやけど、私にも悪いとこがあったわ」

大好きな花は彼女に、富弘さんの詩画を通して、ことのほか大きな心の変化をもたらしたようでした。

富弘さんのエッセイを聴き、涙をいっぱいためていたご婦人がいました。

この方の息子さんは30代でバイク事故に遭い、半身不随なのだそうです。息子さんは現在50代との事ですから、20年に渡って介護をされてきた事になります。「同じなんです」「息子はーー」その後は涙で言葉になりません。

このお母さんにとっては、富弘さんの苦難は〈人ごと〉ではなく、自身の〈我こと〉。

描かれた絵と詩は、彼女の心に寄り添って、やさしく染み入ったのでしょう。