2020年10月10日 網走監獄博物館

北海道巡回は今日の午後に別のスタッフとバトンタッチします。

女満別空港からの飛行機が午後のため、網走監獄博物館へ寄ってみました。

今の爽やかな季節の北海道とは裏腹に、悲しい大変な歴史があったようです。

 

 

 

 

 

当時、ロシア勢力の南下に危惧した政府は、北海道の北岸を本土の防波堤として、網走から空知田(旭川)付近に北海道の左右を結ぶ中央道路開拓を発案。

そのために全国から極悪人を収監する網走刑務所を設け、酷寒の中を大勢の囚人達が従事させられてきました。

北海道開拓の勢いは、網走刑務所なしには語れないほどだったようです。

 

 

 

あまりに過酷な環境のため、作業中脱走する囚人達も後を絶たず、逃げ切れない囚人は悲惨な運命を負い、脱獄を6回も繰り返すヒーローもいたようです。そんな中、あまりの悲惨な彼らの状況を危惧して、明治中期にはキリスト教の教誨師が大勢入り、彼らに生きる希望を与えた。当時、北海道ではキリスト教の監獄教誨師が独占したほどのようでした(写真は網走刑務所内のキリスト教の教誨室)。

現在も網走刑務所は別の場所にありますが、環境面や人権で相当改善されているようです。

紅葉の美しいこの季節に、北海道開拓の重い歴史の一場面を感じさせられたひと時でした(紅葉の向こうに見えるのが網走監獄所の一部)。