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「ティンデル聖書注解シリーズ」は、英国 InterVarsity Press から刊行されているTyndale Old / New Testament Commentaries の邦訳です。
本シリーズは、英国ケンブリッジのティンデルハウス聖書学研究所に関わる各国の福音派の学者たちの手によるもので、英国の第一級のアッシリア学者でもあるD.J.ワイズマン氏の監修のもと、1964年にデレク・キドナー氏による箴言の注解をもって始められ、1999年、J. アレク・モーティヤー氏によるイザヤ書の注解をもって完結しました。実に35年という歳月をかけた、この地道な、そして遠大なプロジェクトの完成に、確かに主の御手の業があったことを思わされます。
本シリーズは、旧約新約とも、欧米において、シリーズとしても、個々の書としても、それぞれ高い評価を得ています。一般の信徒から牧師、そして研究者に至るまでの幅広い読者層を意識して、しかもコンパクトにまとめられた注解書ですが、その紙面の限界にも拘わらず、批評的研究に対する真摯な返答をも含めて、聖書の原文に基づく釈義的解説という点においてとても充実しています。読者をテキストへの推論にではなく、その原意に出来る限り近づけようと努める注解者たちの一致した信仰の姿勢と学問的誠実さを思わされます。
こうした世界の福音派の学者たちによる聖書注解の日本語版が、各方面で活躍している牧師、神学者の翻訳の労によって、言葉の障壁を越え、いよいよ刊行される運びとなりました。
この聖書注解が、聖書を愛する日本の多くのキリスト者の目に触れ、御言葉の理解と説き明かしの良き助けとなり、キリストのからだとしての教会がふさわしく建て上げられていくことこそ私たちの願いです。これらの研究者たちは、従来の批評的な立場や、著者の存在やテキストの歴史性を無視した新しい解釈学に基づく聖書理解に立たず、それ故、仮説の上に更に推論を重ねることを潔しとせず、真摯に聖書本文に向かえる幸いと高い学識に裏付けられた研究者としての確信を身をもって示してくれています。この確信の恵みを注解者と共に共有し、そのことによって諸教会の講壇が豊かに祝されるようにと祈ります。 |
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| 翻訳監修者 |
| 遠藤嘉信 |
元日本同盟基督教団 和泉福音教会牧師(2007年召天) |
| 富井悠夫 |
日本キリスト改革派 引退教師 |
| 鞭木由行 |
日本福音キリスト教会連合 生田丘の上キリスト教会牧師 |
| 山口 昇 |
巡回伝道者 アレセイヤ聖書研究所所長 |
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