夢を見て生きる
ブルース・ウィルキンソン 著
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【 さわり読み 】
第1章の1部
 今から少し前、それほど遠くないところに、平凡という名の無名人が、馴染みという地に住んでいました。
 平凡は、来る日も来る日も同じ生活を送っていました。朝、起きると、いつもの仕事に向かいます。仕事が終わると、前の晩とほとんど同じ夕食をとります。それからゆったりとした椅子に座って、ほとんど毎晩、たいていの無名人を夢中にさせている箱を観るのでした。
……<中略>……
 時がたちました。ある朝、平凡が目を覚ますと、こんな言葉が心に響きました。
「あなたに欠けているものを、あなたはすでに持っている……」
 そんなことってありうるだろうか。平凡は目を凝らしました。すると、心のほんの片隅に大きな夢が横たわっているのを発見しました。大きな夢は彼にこう告げました。
名もない平凡な人である彼は、実は優れた者になるために造られており、偉大なことを成し遂げる運命にあると。
 平凡はベッドから飛び起きると、もうひとつ不思議なものを見つけました―窓辺にある白くて長い羽根。どこから来たのだろう。何の意味があるの? 平凡は興奮に震えながら、夢授ける方の訪問を受けたのだと考えました。馴染みの地に住む無名人たちが大きな夢に目覚めた、という噂を平凡は聞いたことがありました。しかし、まさか自分の身に起ころうとは、想像したこともなかったのです。
……<中略>……
 静まりかえった家で、平凡はまた自分の夢について考え始めました。父親は安楽椅子に座って、 『無名人新聞』の一面をじっと見つめています。もしかしたら父親が力になってくれるかもしれない。
 「お父さん」と平凡は話しかけました。「僕は日ごとに悲しくなっているんだ。もういつもの仕事は好きじゃない。本当のところ、嫌いなんだ」
 父親は顔を上げました。「それはひどい。何があったんだい」
 自分を抑える間もなく、平凡夢授ける方のこと、そして大きな夢のことを話し出しました。「僕は優れた者になって、偉大なことを成し遂げるために造られたんだ!」

 彼は父親に、自分の夢の名前を告げました。話している間中、彼の声は震えていました。きっと笑われるか、馬鹿呼ばわりされるに違いないと恐れていたのです。
 しかし、父親はそう言いませんでした。「おまえの話を聞いても驚かないよ」
 「本当?」と平凡は聞きました。
 「本当だとも」と父親は答えました。「おまえは小さい時からその夢を持っていたじゃないか。覚えているかい? ちょうどこの家の前で、おまえはほかでもないその夢を枝と泥でこしらえたものだった」
……
はじめに
[第1章]の1部
[第2章]の1部
[第9章]の1部
イントロダクション
第一部の「さわり」をムービーで紹介
著者・ウィルキンソン博士
書籍案内 はじめに ヤベツの祈り
書評(小山大三) さわり読み ヴァインの祝福
オフィシャルサイト(英文) 神からの報い
自分はどうあるべき者として造られたのか、何をするために造られたのか……神があなたに備えられた大いなる人生の旅路へ!
『ヤベツの祈り』の著者が綴った
2部構成のユニークな信仰書。

‘平凡’はついに、住みなれた故郷を飛び出した。それは、とてつもない夢を実現する旅だった――「天路歴程」ヤベツの祈りバージョンをもとに、信仰者に期待されているユニークな人生を送る秘訣を学ぶ。試練や失敗や恐怖心こそ、飛躍的成長へのステップだ!
物語仕立てで「神の備えた人生」を語る、実践的で革新的な手引書
『夢を見て生きる』 The Dream Giver
夢を見て生きる
ブルース・ウィルキンソン
佐藤純子
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