風は見えない
だけど、木に吹けば
緑の風になり
花に吹けば
花の風になる
今、私を過ぎていった風は
どんな風に
なったのだろう (コスモス・星野富弘「鈴の鳴る道」より)
毎年、夏のおとずれとともに、軽井沢にはさわやかな高原の風が吹き多くの人々が集まります。
この詩のように、訪れる人にとっては「やすらぐ風」でもあり、「元気をとりもどす風」でもあり、「自分の心を知る風」でもあると思います。
星野富弘さんの詩画は、見る人によって、見る時期によっていろんな風が吹いているような印象を受けます。ですから、何度見ても飽きることはありません。
いつもは星野富弘さんの詩画は群馬県みどり市(旧東村)にある「富弘美術館」まで行かないと原画を見ることがかないません。あまり交通の便の良いとは言えないところですが、多くの方が訪れています。このたび、星野さんの許可をいただき、「子供のように愛されている詩画」の原画をお借りして軽井沢で「星野富弘花の詩画展」を開催する事となりました。
この「詩画」という表現スタイルは現在多くの方に用いられていますが、これほどまでに定着させたのは星野さんの作品の影響力であると思います。星野さんは詩と画のバランスについて「詩は欠けていてもいい。画は欠けていてもいい。だけど、欠けている詩と画が一緒になるとお互いが助け合って素晴らしいバランスの取れた作品になる」とおっしゃっています。私たちは誰一人として完全な人間はいません。この世の中も、お互いが助け合えば、どんなにすばらしい世界となることでしょう。
一人でも多くの皆様に、ぜひ軽井沢の豊かな自然と共に星野さんの詩画を通して「星野富弘の世界」を体感され、毎日の喧騒の中で忘れそうになる内にあるすがすがしい気持ち、やさしい気持ちに気付いてほしいと願っています。
皆様にこの詩画展の趣旨をご理解、ご協力をいただきながら「軽井沢星野富弘花の詩画展」の成功に向けて頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 |
2008年1月 |
軽井沢星野富弘花の詩画展を開く会
会 長 多胡 元喜
実行委員長 佐久間 顕 |
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