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近未来「予言」小説 |
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ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ 著
上野五男 訳
四六判 1,890円(税込) |
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「携挙」とは
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『レフト ビハインド』は「携挙」の後にとり残された人々をスリル満点に描いている。この「携挙」の教えについて、『レフト
ビハインド』を通してもう一度考えてみたい。
栄光の体に変えられる時
単立 吹田聖書福音教会 牧師 高木 慶太
多くの人は、「死」というものを他人事と考えています。しかし「死」はすべての人にやってきます。いくら科学が進歩し、医学が進んでも、人間一人一人の人生の行き先に「死」というものが立ちはだかっています。では、クリスチャンは死んだあとどうなるのでしょうか。
第二コリント五章でパウロは、私たちが持っている今の地上の体を「地上の幕屋」と呼んでいます。
「幕屋」という言葉の意味は、「テント」です。キャンプ場などで設営して、一、二日間雨露をしのぐあのテントです。テントは長期間ではなく、一時的にだけ滞在する場所です。ですからパウロは、地上の体が、ほんの一時的なものであることを強調しているのです。
それと対比して、天国で私たちが持つ新しいからだを「神のくださる建物」とか「天にある永遠の家」とか「天から与えられる住まい」と呼んでいます。それは「栄光の体」とも呼ばれるものです。
その地上の体と栄光の体の対比が、第二コリントの五章一節にこう書かれています。「私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても、神の下さる建物があることを、私たちは知っています。それは、人の手によらない、天にある永遠の家です。」
ここでパウロは「私たちは知っています」と言っています。「私たち」とはキリストを信じている者たちのことです。「知っています」というのは「確信しています」という意味です。何を確信しているのでしょうか。死んで地上の肉体が滅びても天国で栄光の体が与えられることです。
クリスチャンには、肉体が死んだあと、栄光の体が与えられることが第一コリントの一五章五〇節以下にも教えられています。まず五〇節にこう書かれています。
「兄弟たちよ。私はこのことを言っておきます。血肉のからだは神の国を相続できません。朽ちるものは、朽ちないものを相続できません。」
「血肉のからだ」とは地上の体です。今の朽ちる体のままでは天国へ行けないというのです。さらに五二節にこう書かれています。
「終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」
「終わりのラッパ」というのは、神さまが、世界中のクリスチャンたちを地上から取り去られるときの合図です。「死者」とは、その時点ですでに死んでいたクリスチャンのこと、「朽ちないもの」とは、栄光の体のことです。「私たちは変えられる」とは、その時点で、地上で生きている人たちも同じく栄光の体に変えられるという意味です。
これは「携挙」と呼ばれる出来事の描写です。これが起こるとき、神さまは、一瞬のうちに、そのときまでに死んだクリスチャンたちを死からよみがえらせ、同時にそのとき地上に生きているすべてのクリスチャンたちを、突然「栄光の体」という新しい体に変えて天国へ引き上げられるのです。
今の箇所の直前の五一節に「聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです」とありますが、ここにある「眠り」とはクリスチャンの肉体の死のことです。ですから「みなが眠ってしまうのではなく、みな変えられる」とは、クリスチャンは全員栄光の体に変えられるのだが、全員肉体の死を通ってそうなるわけではない、ということです。つまり肉体の死を経験しないで、地上の体から、直接栄光の体に変えられる人たちもいる、ということです。
その同じ出来事が、第一テサロニケ四章にさらに詳しく説明されています。
その箇所によりますと、「携挙」のとき、キリストが天から空中にくだってこられます。すると、その時、すでに死んで葬られていたクリスチャンたちと、その出来事が起こる瞬間に地上で生きているクリスチャンたちとが両方とも栄光の体に変えられ、キリストを信じる群れとして一つに合わされ、空中で主と会い、そのあといつまでも天国の主の臨在のもとに居るようになるのです。それでパウロは、その箇所を「こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい」(一八節)と結んで私たちを励ましています。
このように、私たちの生涯の間に、「携挙」が先に起こっても、死が先にやってきても、いずれにしても、キリストを信じている者たちは栄光の体に変えられ、天国の永遠の祝福に入れられるのです。
主が、このようなすばらしい備えをしてくださっていることを感謝しましょう。
(いのちのことば2001年9月号より)
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