LEFT BEHIND

参考資料
(「レフトビハインド」の世界をもっと理解するために)
ゴスペル・インフォメーション
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それが
いつ
起こるのか

だれも
知らない
……
Lest Behind
…取り残されし者たち…
レフト ビハインド
近未来「予言」小説
ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ 著
 上野五男 訳
四六判 1,890円(税込)

『レフト ビハインド』の世界


『レフト ビハインド』は「聖書」に記されている「終末預言」をベースにしています。「聖書」で「預言」されている「終末」が文字どおりに「今」起こったら、どうなるか…。それが『レフト ビハインド』で描かれている世界です。


ベストセラー小説『レフトビハインド』の魅力

TEAM宣教師ロバータ・ピーバディ

「やがて真理が明らかにされるときが来る。
あなたには準備ができているだろうか。」

 マタイ二五章一三節には「だから目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです」と書いてある。
 アメリカでベストセラーとなった「end-of-time シリーズ」は、「携挙」の後、人々がとり残され(レフトビハインド)、苦しい試練、キリストの再臨前の様々な出来事を経験するというワクワクするような物語だ。聖書の預言を背景にした、このダイナミックな終末論物語は、読者からの大きな反響を呼んでいる。また何カ国語にも訳され、ミリオンセラーになった。そしてこの冬、日本でもついに邦訳版が出版されることになった。

 私は、現在母国を離れ、日本に住んでいるので、いつも最新のキリスト教の出版物を読むことができるわけではないが、それでも苦労して探し出し、読んだ本もある。この「レフトビハインド」はその中の一冊であった。五年前に初めて読んだときは、ベストセラーになるとは、思いもよらなかった。

この物語は聖書による預言をベースにしたフィクションである。アメリカでは、長いシリーズとなり、大人用には八作、その姉妹編として子ども用に十二作が出版されている。どちらもオーディオブックになったり、映像化もされている。そしてニューヨーク・タイムズ誌のベストセラーリストにも登場し、キリスト教の書籍では異例ともいえる記録を達成した。

 この「レフトビハインド」、本国では六百五十万部が売れ、ウォールストリートジャーナル誌やパブリッシャーウィークリー誌、クリスチャンブックセラー協会などのベストセラーリストにもその名前が載せられている。最近では、アメリカのどの書店でも見るようになり、また多くの空港でも見かけるようになった。まるでグリシャムやクランシーの小説のタイトルのように読者を強くひきつけている。

 さてここで物語の舞台をご紹介しよう。驚くべき始まり方をするのだ。「一瞬のうちに、世界中の何百万人という人たちが消えてしまう。周囲のものを全て残したまま……。」クリスチャンならこの出来事が「携挙」と知る。しかしノンクリスチャンにとっては宗教的なおとぎ話に聞こえるだろう。

 この物語は「実際にそれが本当に起こったら、どのようになるか」ということを考えさせてくれる。私はキリストの再臨をそれほど強調しない伝統的な教会で育ち、再臨について聞いたのは、ペンテコステ系教会へ通っている友人たちからであった。若いクリスチャンであった私たちは、再臨がきたとき、とり残されることのないようにとよく冗談を言い合った。

 しかしとり残された人々がいったいどうなるかということはほとんど考えたことがなかった。なぜなら、自分は神さまと共にいると知っていたからだ。しかし本書を読むと深く考えさせられるのだ。私の周囲にいる、神に従っていない人々に、この出来事はどのように影響するのだろうか。人々が突然消えるなんて! 

 自分の周囲の人々が同日の同時刻に突然消失したと聞いたら、あなたはどのように感じるだろうか。私は以前、実際に経験した出来事を通して、ある程度推察できる。

 大学院在学中、私は合衆国南部で宣教師になる準備をしていた。そこは北東部とはまた違った文化を持ち、人々の多くは伝統的な信仰心はあったが、ふだんの生活には反映されていなかった。教会で育ち、主の祈りを毎週日曜日に唱えていたものの、大人になるにつれて教会を離れていく人が大半である。

 私が働いていた短期雇用の人材派遣会社にはクリスチャンは私だけであった。ある派遣先にいたとき、私が「本当」のクリスチャンであるということで、よそものというレッテルを貼られながら、それに耐えなければならなかった。私の直属の主任は、私より少し若い、口汚いことばを使う女性だった。そして私は彼女にひどいことを言われることが度々あった。

 私は休憩時間には決まって十五分間、オフィスの外に出るようにしていた。あるとき、オフィスに戻ろうとした私に、主任の上司にあたる人が話しかけてきたので、もう十五分余分に過ごした。つまり私はいつもより長く、三十分間、席を立っていたのだ。主任のところに戻ると、彼女はひどく恐れた顔をしていた。私が天国へ運び去られ、彼女と彼女の部屋にいる人たちすべてが取り残されたのではないか、と真剣に考えていたのだという。彼女は、神が再臨の前にクリスチャンのために戻って来られるということを十分すぎるくらい教会で学んでいたのだ。

 今でも、「携挙」が起きて、とり残されてしまったのかもしれないと思いこんだ彼女の恐怖にゆがんだ顔は忘れられない。

 ところで、ときとして終末論の本は暗くなりがちだが、本書は真実と希望を与えてくれる。そこが大きく違うところだ。

 また登場人物はどこにでもいるような人たちだ。自信とプライドに満ちたパイロット。彼は信仰熱心な妻よりも、自分は理性的だと思っている。自我を通そうとする反抗的な彼の娘。自分のみを信じ、誰にも頼ろうとしないジャーナリスト。宗教的な落とし穴に囲まれた熱心な指導者。自分の内なる存在を心に留めなかった者。容姿やセックスアピールで人生を切り開こうとする女性。良い人だが、ただ信じることに欠けている、そんな人たちだ。聖書で預言された驚くべき出来事とその中での彼らの冒険を中心に物語は展開する。

 最後に彼らは決断を迫られることになる。神を信じるか、この世を支配しようとする邪悪な敵にだまされることになるのか。そして彼らは神の摂理を理解しようと苦闘し、次々に起きる出来事の意味をさぐっていこうとするのだ。

 著者のジェリー・ジェンキンズは作家として、ティム・ラヘイは牧師として非常に経験豊かなクリスチャンである。ラヘイは、以前からキリストの再臨について執筆したいという願いを持っていたが、一九九五年、二人は本書のためにチームを組むことになった。ニューヨーク・タイムス誌に「クランシーのようなサスペンスとちょっとしたロマンス、そしてハイテク機器と聖書の記述を合わせ持っている」と言わしめたその技法で物語を展開させていく。

 また二人とも著述について、そしてキリスト教の信仰によく通じ、またキリストとの個人的な関係を若い時期に築いた人物だ。そして現在は、与えられたその賜物をもって忠実に仕えている。このシリーズがこれほどまでに成功し続けているのは、彼らの仕事に対する献身と賜物によるところが大きいといえよう。

 その時、あなたはどちら側にいるだろう? とり残されない確信はあるだろうか?
(いのちのことば2001年9月号より)

全米650万部突破
レフトビハインド LEFT BEHIND
レフト ビハインド
ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ 著
 上野五男 訳
四六判
税込価格:
1,890 円
ISBN:4-264-01967-2
注文No.17880


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