LEFT BEHIND

参考資料
(「レフトビハインド」の世界をもっと理解するために)
ゴスペル・インフォメーション
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それが
いつ
起こるのか

だれも
知らない
……
Lest Behind
…取り残されし者たち…
レフト ビハインド
近未来「予言」小説
ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ 著
 上野五男 訳
四六判 1,890円(税込)

『レフト ビハインド』さわり読み

chapter23から抜粋


 先の消失事件が、熱心なクリスチャンだった妻がいつも話していた「携挙」であり、自分は取り残されてしまったことを知るレイフォード。同様に取り残された、妻の教会のスタッフブルース・バーンズとの出会いは、レイフォードを信仰へと導く。懐疑的であった娘クローイも、父との対話と祈りを通して次第に心を開き、キリストを受け入れようとしていた。
 その一方で国際情勢は休むことなく新たな局面を迎えていた。東欧出身の指導者が国際舞台に登場、そのカリスマ性を発揮して人々を魅了する。

 レイフォードは、キリストを受け入れる決心をして以来、変わることのない幸福感を味わってきた。娘の晴れ晴れとした笑顔、それに母アイリーンの聖書をむさぼるように読む姿を見られるのはうれしい。それだけでなく、一緒に祈ったり、何でも話し合えるようになったなんてまるで夢のようだ。

「私もお父さんと一緒にあのグループに参加したいんだけど。ブルースから直接いろんなことを学びたいの。学校の先生の話を聞いていたら、状況はだんだんと悪くなる一方だって。それも気になるし……。」

 その日の午後遅く、二人はブルースのオフィスを訪れた。彼はクローイの考えを否定しなかった。

「神の家族の一員にお迎えできて本当にうれしいですよ。ところで、君が考えていることは正しいと言えますね。神の民は、いや、世界中のすべての人が、今暗黒の時代に置かれています。それで私は、今の時からキリストの再臨まで教会は何をすべきか、ずっと考えて祈ってるんです」

 クローイが知りたいのはそのことだった。とにかく今は、何もかも知りたいのだ。ブルースは七年間にわたる大患難時代の終わりにキリストが現れる根拠を聖書を示しながら説明した。

「ほとんどのクリスチャンは、殉教死するか、戦争、飢饉、疫病、地震で死ぬことになるでしょう」

 クローイは苦笑して言った。

「笑いごとじゃないけど、グループに加わる決断をする前にそのことを考えるべきだったわ。そうなると、一緒にやっていく人々を募るのも難しくなるんでしょうね」

 ブルースも苦笑した。

「そうですね。しかし、それでもクリスチャンにならないのはもっと恐ろしいことですよ。私たちはみな最初の機会を逃してしまったんですから……。いなくなってしまった愛する者たちの言うことを聞いていれば、今頃、みな彼らと一緒にいられたんです。私もこんな時代に恐ろしい死に方をしたいとは思いませんが、真理から迷ったままでいるよりはいいと思います。すべての人間が何らかの形で死の危険にさらされているわけですが、ただ違う点は、私たちには彼らとは別の死に方があるということなんです」

「それは、つまり、殉教ですか?」

「そうです」

 レイフォードは、座って二人のやりとりを聞きながら、自分の世界がこの短い間にどんなに変わってしまったかを改めて感じていた。ついこの間まで、パイロットとして頂点に上りつめ、表面的には幸せな生活を送り、外観だけを装って生きていた。しかし今こうして娘と若い牧師と三人で教会の携挙後の患難をどうやって生きていくか話し合っているのだ。

「教会の中心メンバーで作っているグループがあります。君も献身的に活動できるなら、ぜひ加わってもらいたい」

「他に選択の余地はあるんですか? もし先生が教えてくださったことが正しければ、いい加減な気持ちで参加することはできないと思います」クローイが言った。

「そうだね。ところで、中心となるグループの中にもう一つグループを作ることも考えてましてね。そのために、すぐれた知性と勇気を持つ人が必要なんですよ。教会の方々、特にリーダーシップを取っている人をないがしろにするわけじゃないんですが……。でも中には、臆病だったり、高齢だったり、優柔不断な人もいるんです。ですから、ただ生き残るだけじゃなく、それ以上のことをしたいと思っている人たちで、もっと小さなグループが作れないか祈ってきたんですよ」

「つまり、それは攻勢に出るということですか?」

「まあ、そんなところですね。ここで隠れて勉強したり、敵に惑わされないように状況を理解する努力を続けることはできます。けれども、もしかしてお二人の心のどこかに、この戦いに自分から飛び込んでいきたいという思いがありませんか?」

 レイフォードは、好奇心にかられたものの、確信はなかった。しかし、クローイの方はもっと熱心だった。

「ただ死ぬためではなくて、生きるためにってことですね」

「その通り!」



全米650万部突破
レフトビハインド LEFT BEHIND
レフト ビハインド
ティム・ラヘイ/ジェリー・ジェンキンズ 著
 上野五男 訳
四六判
税込価格:
1,890 円
ISBN:4-264-01967-2
注文No.17880


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