羊毛に関わる小さなお話 第4回 のどかな光を求めて

春色の光が優しいこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
街の中には、大きなランドセルを背負った1年生の姿を見かけます。背中の荷物の中には教科書とともに、希望や夢がいっぱい詰まっていますように……。
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今月はいろいろな羊のお話をいたしましょう。世界にはおよそ3000種類の羊がいます。編み物向きの毛を持つメリノ種。人気アニメのお顔の黒いサフォーク種。
そして創世記に登場するヤコブの羊。ジャコブ種という名前で今でもしっかり活躍をしています。ぶち毛・まだら毛を確かに受け継ぎ、白と茶色の優しいナチュラルカラーです。この羊毛を手にしていると遥か遠い昔の聖書の世界とつながっていることを感じます。
さて4月は、愛を運ぶロバ君の登場です。のどかな光と優しい湯けむりの世界。イエス様のもとで体と心の重荷を降ろしたらこのような景色を見ることができるのでしょうか。新しい環境の中で無理をしてお疲れが溜まってはいませんか。出かけましょうイエス様のもとに……。

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。 わたしがあなたがたを休ませてあげます。(マタイ11・28)

ではまた来月ほっこりとお目にかかれますように。