NEWS VIEWS FACES 国分友里惠&岩本正樹 初のインストアライブ
「Savior(セイヴィヤ)」リリース記念

ライフ企画

 2年ぶりに、アルバム「Savior」をリリースした国分友里惠さんが、7月6日夜、東京のCDショップ、ヴァージンメガストア新宿店で初のインストアライブを行った。一階のCD売り場の正面に作られたステージの前は、国分さんのファンや、偶然店に立ち寄ってこのライブを知ったお客さんで埋まった。

 国分さんは、夫でありプロデューサーでもある岩本正樹さん、今回のアルバムに参加したサックス奏者の斉藤昇さんとともに登場。まずは中山美穂さんが歌ってミリオンセラーになった「ただ泣きたくなるの」(国分友里惠作詞/岩本正樹作曲)をオリジナルバージョンで歌った。曲の合間に軽いトークを交えながら、新曲「美しい時が来て」など数曲を披露。若い女性や国分さんのファンは最前列で聴き入っている。また、会社帰りのサラリーマンも思わず足を止めていた。そして、岩本さんが作曲した小柳ゆきの「beautiful world」には、ひときわ大きな拍手がわく。

 ライブ後のサイン会で、うれしいことがあった。一昨年、恵みシャレー軽井沢でのコンサートで、初めて国分さんの歌声を聞いて大感激し、聖書を読むようになったという方が来てくださったのだ。教会にも通うようになり、もうすぐに洗礼を受けるという。「教会に行けない人たちが、音楽を通じて神様に触れてもらいたい」と願う国分さんと岩本さんにとっては、なによりうれしい報告である。

 7月21日(土)には、大阪・WAVE梅田店でもインストアライブを開催。駆けつけたファンはもちろん、大阪という土地柄からか、気軽に興味をもって近づいて来た人たちもたくさんいて大盛況であった。店内に、広く深く包み込むような、そして透明感あふれる国分さんの歌声が響き、聴く人たちを魅了した。

 さて、今回発売の「Savior」(CD2,800円税別)は、お二人がクリスチャンになる前に作った曲も、クリスチャンになってから作った曲も収録されている。新曲3曲を除き、他7曲はすべてリメイクしたベストアルバム。10曲とも、新たに歌い直し、収録し直したものだ。「ただ泣きたくなるの」「憧憬」「明日へ続く愛のために」などを丁寧に歌い上げた素晴らしいアルバムとなっている。

 「同じ曲でも、新鮮に感じます。クリスチャンになって私自身が変えられたから。漠然としていた大きな愛が、はっきり神様から注がれる愛だと知ったから」と国分さん。岩本さんは、「このCDも、私たちの働きも、教会に行けない人たちにとって、入り口の一つとして用いていただければと思う」と語る。

 なお、お買い得の「国分友里惠第1章完成記念セット」(7,800円税別 数限定)の販売が開始された。