新刊情報 カルディア・ブックス創刊!

カルディア・ブックス創刊!
3タイトルを順次発刊

心 カルディア の健やかさについて考える

カルディア・ブックスについて

 「カルディア」(καρδια)はギリシャ語で、一般に「心」と訳されますが、あるギリシャ語辞典には、「人間の精神活動の主体、感情・思考・意志の主体、人間から肉体を除いた全部」とその意味が述べられています。新約聖書でも多くのところに記されており、幅広い意味で用いられています。そうしたことからも心の領域が広く、その複雑さも織り込まれていることがわかります。

 本シリーズでは、多くの人々の心の声に耳を傾けてきた専門家たちのことばに聞きながら、身体にも大きな影響を与え、信仰とも深い関わりのあるこの心=カルディアの健やかさについて考えていきたいと思います。個人で、またグループで、活用していただければ幸いです。

いのちのことば社

人生の秋から冬に向かう世代のこれからの生き方を考える

第1弾
『カルディア・ブックス 人生の秋を生きる』人生の秋を生きる
団塊の世代のために

平安女学院大学教授・精神科医
工藤信夫

人生の秋から冬に向かう「団塊の世代」は、多くの喪失に見舞われる時期。職場、名刺の肩書きとの別れ、親しい者との死別。だが、この時こそ、ささやかな日々の生活において、動的なことに代わって静的な思考の深みへ進むことができるのではないか。この世代を生きる者として、どう歩んでいったらよいかを語る。
B6変 定価1,050円

柏木哲夫氏のロングセラー2冊を加筆修正。
装いも新たに新登場!

第2弾
安らかな死を支える

金城学院大学学長、大阪大学名誉教授、淀川キリスト教病院名誉ホスピス長
柏木哲夫

「死の現実」に向き合ったとき、それをいかに受容するか。ガンに罹った親族にどのように告知をしたらよいのか。人生の最後を迎えた人、そしてそれを看取る人への配慮のあり方などを、ホスピス医としての長年の経験を踏まえて語る。多くの人に読まれてきたロングセラーに、最新のターミナルケアの方法や考え方を加筆修正した。
B6変 定価945円

第3弾 8月発売
良き生と良き死

柏木哲夫著

死を見つめながらどのように生きるかを問うホスピスの現場の経験をもとに、「生かされていることを知る」「良き生が良き死につながる」等、生について語る。このたび、ロングセラーに加筆修正を施した。
B6変 予価945円