ブック・レビュー リアルに心と信仰が勇気づけられる、
実話に基づいた映画!


MARISA
新宿シャローム教会 音楽部 
クワイアディレクター・シンガー

「GOD’S NOT DEAD」、邦画名は「神は死んだのか」このインパクトのあるタイトルからどんな内容の映画なのか気になった方は少なくないと思います。
アメリカで公開されたときから観たいと思い、この映画が日本でも上映されるように祈り続けました。日本での公開が決まったときはとても嬉しく、試写会に早速行きました。
主人公である敬虔なクリスチャンのジョシュが、神の存在を認めないラディソン教授の授業を選択してしまうところから映画はスタートします。そこから、神が生きていることを勇気を持って証明していくのです。
大変励まされ、勇気づけられました。アメリカの大学では、このようなことが実際に起きて、それだけで授業を受けることをやめてしまう学生や、信仰を捨ててしまうクリスチャンがいると十年以上前から聞いていました。この映画は、まさしく大学の中で起こったことを再現して問題提起をしています。
ゴスペルをさまざまな場所に届け、種を蒔き、愛のメッセージを人々に伝えていきたいと願っている人々にとっては、ジョシュの姿に本当に励まされることでしょう。
クリスチャンであっても試練のときには、心が揺らぐことは誰にでもあるし、無意識に信仰を捨てるような行動をとってしまうこともあるかもしれません。
ジョシュが悩んでいるときに、牧師が聖書のみことば、マタイの福音書一〇章三二―三三節、ルカの福音書の一二章四八節で彼を励ますシーンでは、力強く「アーメン」と心の中で叫びました。そして、「人の前でわたしを認めなさい」「自分の信仰を見張りなさい」と言われているような気がしました。
すべてが印象深い言葉ばかりですが、もっとも心に刺さったのは認知症のお母さんが息子に言った言葉です。
「時には悪魔は人に苦難のない人生を与える。それは、神に取られたくないから……けど、いつか時間切れになりドアが閉じられて、手遅れになる。」
目に見えないものの大切さ、本当になにが重要なのかを教えてくれる映画でもあります。一人でも、家族でも、どんな世代にも観て欲しい作品です!

TEL.03-5341-6927 (49044)DVD映画伝道会を開催しよう!!
(上映するには別途上映費用が必要です。販売されているDVDは上映が許可されておりません。
詳しくは、ライフ・クリエイション03-5341-6927へ)