「チェーン式聖書」を使ってみよう 特徴3 チェーン(鎖)式引照でみことばがつながる

 聖書本文には、「†」(ダガー)が付いています。†印は、旧約・新約聖書を通して流れることばや思想についており、前後を鎖のように結びつけたものです。

「†」(ダガー)の例「†」(ダガー)の脚注
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 脚注には、そのことばや思想に関連する聖書の箇所が、原則として六つ書かれています。

 一つ目は本文中の†印の当該箇所、二つ目に「顕現」という思想が最初に言及される箇所。三つ目は当該個所のすぐ前の箇所。四つ目は当該箇所のすぐ後の箇所。五つ目は「顕現」という思想が最後に言及される箇所。そして「‡」(ダブルダガー)のつく六つ目は「顕現」の説明がつく箇所です。

 例えとして下の図で見ていきましょう。
2つ目
創12:7
創世記12章
「顕現」につい
て最初に言及
される箇所
創世記12章脚注
すぐ後の箇所
創15:1創世記15章
次の箇所をみ
ると、また次
の関連聖句が
引けます。
創世記15章脚注
レビ16:2レビ記16章
‡印がある
箇所では
「顕現」に
ついての
説明がされ
ています。
レビ記16章脚注
黙1:10黙示録1章
「顕現」は、
黙示録1章
10節が最後
となります。
黙示録1章脚注
このように見ていくと、「顕現」を表すことばでも、「現れ」「臨み」「御霊を感じ…」など、様々な状況があることがわかります。