私はこう読んだ―『聖書 新改訳2017』を手にして 第12回 みことばの確かさ
第12回評者 鎌野直人 関西聖書神学校 校長。日本イエス・キリスト教団姫路城北教会 牧師。日本福音主義神学会西部部会 理事。 みことばの確かさ 二〇〇七年のアドベント、当時遣わされていた教会は、礼拝や祈祷会で用いる聖書を […]
私はこう読んだ―『新改訳2017』を手にして
第11回評者 廣瀬薫 新潟県出身。東京大学工学部都市工学科卒業。東京基督神学校に学ぶ。日本同盟基督教団 理事長。東京キリスト教学園東京基督教大学 理事長。 伝道に用いられることを期待 翻訳の内容について具体的な箇所を取り […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 〈最終回〉 新改訳としての連続性
『新改訳2017』が新改訳第三版からどう変わるのか、新約聖書から具体例を挙げて説明してきました。紙面に限りがあるのでほんの一部ですが、漢字、句読点、接続詞、文体、地名、人名など、さまざまな変更が加えられたことがお分かりい […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 〈7〉校訂本文の変化
内田和彦 初回に、全面改訂が必要な理由を三つ挙げましたが、その一つは聖書学の進歩でした。『新改訳2017』がどのように変わるのか、今回はその点から、特に本文の問題についてお伝えしたいと思います。 * 新約聖書の原本は存在 […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?〈6〉固有名詞、詩文の賛美
新日本聖書刊行会・新約主任 前橋キリスト教会牧師 内田 和彦 前回までに述べてきたことから、半世紀近く前に出版された新改訳聖書が、日本語という点で多くの改善の余地があったことを理解していただけたでしょうか。今回は、さらに […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 〈5〉理解しやすい訳文
日本語の改善という課題のうち、今回は、誤解を避け、理解を助ける工夫について説明しましょう。 新改訳第三版では、使徒の働き9章9節で「(サウロは)飲み食いもしなかった」という表現がありました。ダマスコ途上で復活された主イエ […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?〈4〉簡潔で読み易い訳文
日本語の変化に対応することの重要性は、すでに記しましたが、日本語に関する課題はほかにもさまざまにあります。新改訳聖書の初版が出たころ、「丁寧すぎる」とか「冗長」といった声を耳にしました。特に、日本聖書協会の「口語訳」聖書 […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?新連載〈3〉 旧新約の訳語の調整
全面改訂がどうして必要なのか。もう一つの理由は、初版から第三版まで十分扱えなかった問題があることでした。特に、旧約引用や旧新約間の訳語の統一に改善の余地がありました。 新約聖書の初版は一九六五年に出版されましたが、旧約聖 […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 新連載〈2〉より適切な日本語に
新日本聖書刊行会・新約主任 前橋キリスト教会 牧師 内田和彦 全面改訂がどうして必要なのか。前回お伝えしたように、一つの理由は、日本語が変化しているので、それに対応しなければならないということでした。まったく使われなくな […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 新連載〈1〉 全面改訂がなぜ必要なのか
新日本聖書刊行会・新約主任 前橋キリスト教界牧師 内田和彦 十数年にわたる『聖書 新改訳』の改訂作業が、間もなく終わろうとしています。今年十月の宗教改革記念日ごろには、新しい『聖書 新改訳2017』を皆さんの手に取ってご […]