■新着情報

2017/7/27 ・「よくあるご質問 Q&A」を追加いたしました。

2017/7/25 ・『聖書 新改訳2017』出版記念セミナー(金沢)

2017/7/20 ・『聖書 新改訳2017』出版記念セミナー(札幌)

 

 

 

「初めての」本格的な邦訳聖書の「改訂」作業

今回の翻訳改訂の特徴は、第一に、我が国における、「初めての」本格的な邦訳聖書の「改訂」作業であるということです。かつては『大正訳』が『明治元訳』の「改訂」として翻訳されましたが、新約聖書のみの刊行でした。今回は、『新改訳』第一版からの翻訳理念を踏襲しつつ、初めての「全面改訂」が行われています。現時点では、旧新約聖書約3万節の90%の部分に、用字用語を含む、何らかの改訂が施されています。向こう30年を視野に入れながら、思い切って改訳したところも多々あります。

旧約聖書から新約聖書への連続性を、従来以上に注意して訳出

第二の特徴は、同じ福音主義の立場に立つ、旧約学者・新約学者と日本語の専門家の連携が日常的に行われ、旧約聖書から新約聖書への連続性を、従来以上に注意して訳出することができていることです。第一版の時は、新約聖書が先に刊行されたこともあり、聖書全体を視野に入れた編集作業が徹底されていなかったところがあります。今回は、「改訂」であるゆえに、当初から、日本語表現の検討、旧約と新約の関係、特に「新約聖書における旧約聖書の引用」の問題等が入念に検討されています。原典に忠実であり、しかも、より簡潔な日本語訳を心掛けたことで、『新改訳』を使ってこなかった方々も、このたびの改訂によって新鮮な魅力を感じられることと思います。

 

 

 

 日本語の変化に対応

─ 日本語の変化にあわせて、よりわかりやすい訳語、訳文に変更しました。

 

② 聖書学の進歩を反映 

─ 長年の研究を踏まえ、最新の底本に基づいて訳文を変更しました。

 

③ 原典に忠実 

─ 新改訳の特徴である “原文が透けて見える” 翻訳を継承しています。

 

④ 朗読に適した読みやすい日本語

─ 過度に丁寧な箇所を改め、日本語として、より自然な文章にしました。

 

 

 

 

(1)日本語の変化に伴う訳の変更

「かわや」と聞いて若い方々は「何のお店?」と思うかもしれません。そこで、「かわやに出されてしまう」は「排泄されます」と訳します。

 

(2)まぎらわしい表現をより明確に

文章の途中で、「〜のために」とあると、理由なのか、目的なのか、案外わかりにくいものです。そこで、目的の場合はできるだけ「〜するように」といった表現を使って区分します。

 

(3)ひらがなを漢字に

ひらがなが、「多いから子どもでも読める」と言われる一方で、「多いから読みにくい、理解しにくい」という意見もよく聞かれました。『新改訳2017』では漢字が増えます。「いっしょ」は「一緒」、「りっぱ」は「立派」、「いやし」は「癒やし」など。

 

(4)旧新約で訳語をなるべく統一

これまで旧約では「子羊」、新約では「小羊」でしたが、区別しなければならない理由はありません。意味しているのは「小さな羊」であるより「子どもの羊」ですから、「子羊」で統一します。

 

(5)簡潔で読みやすい訳文

原文の意図を損なわない限り、簡潔で読みやすい訳語を採用するよう努めています。例えば、不要な代名詞の繰り返しを避けるだけでも読みやすくなります。「なぜなら・それは〜からです」は「〜からです」とするだけで、意味は通じます。

 

(6)内容にふさわしい表現

内容にふさわしい表現に変更しました。例えば、「おまえたちは白く塗った墓のようなものです」は叱責ですから、「……ものだ」で結びました。

 

(7)人名、地名の変更

固有名詞もすべて再検討し、地名や人名で、広く使われているものは、できるだけそれにあわせることにしました。「マリヤ」は「マリア」となります。ローマ皇帝「アウグスト」は「アウグストゥス」、「カイザル」は「カエサル」です。地名では、「アジヤ」は「アジア」、「アレキサンドリヤ」は「アレクサンドリア」としました。

 

 

 

 

『聖書 新改訳2017』は、以下の

理念に基づいて翻訳・出版されます。

 

 

 

 

 

新改訳聖書とは

新改訳聖書は、1960年代、聖書信仰運動の高まりとともに「聖書は誤りのない神のことば」と信じる福音主義に立つ諸教派、諸教会、諸団体の祈りと協力によって設立された「新改訳聖書刊行会」によって、翻訳・編集の作業が進められました。8年6か月の年月を費やした末、1970年に初版が刊行されると、原典に忠実で〝原文が透けて見える〟翻訳が各方面から高く評価され、広く諸教会の礼拝で使われる公用聖書として、また個人の信仰の養いのためにも、多くの方々に親しまれ用いられてきました。その後、第2版(1978年)で若干の訂正を、第3版(2003年)では差別語・不快語の見直しを中心とした小改訂を行いましたが、このたび新改訳の全面改訂による新しい翻訳聖書が2017年秋に刊行される運びとなりました。

 

新日本聖書刊行会とは

 『聖書 新改訳2017』の翻訳刊行事業に取り組んでいる「一般社団法人新日本聖書刊行会」(竿代照夫代表理事)は、福音派の諸教会、諸団体の間で、新たな聖書翻訳に向けての話し合いと祈りが積まれてきた中から、そのための事業体として、2009年1月に設立されました。その目的は「新改訳聖書の全面改訂による新しい翻訳聖書の刊行」です。そのために、新改訳聖書の著作権所有者であった「一般社団法人新改訳聖書刊行会」と合併し、新改訳聖書の著作権を継承しました。なお、新改訳聖書の頒布の責任を担ってきた「日本聖書刊行会」は、2009年9月をもって解散しました。現在は一般社団法人新日本聖書刊行会が、翻訳・刊行・事業の主体となり、出版社・いのちのことば社との契約関係の中で編集・出版の作業を進めています。

 

 

ブックレット「どう変わる? 新しい『聖書 新改訳2017』」を頒布中

『聖書 新改訳2017』の翻訳の特徴、改訂の意義を紹介し、本文の見本を収録。

 

 

 

 

『聖書 新改訳2017』に関するQ&A
~よくあるご質問~

Q.現行の第3版(今までのもの)はいつまで購入することができますか?
A.主要なスタンダード版のみ2020年頃まで販売を継続する見込みです。その後は在庫がなくなり次第、販売終了を予定しています。

 

Q.文字のサイズが一番大きいものはどれですか?
A.『聖書 新改訳2017 大型版』(引照なし・注付/型番NB-10、商品番号45639、ISBN978-4-264-03729-3)が一番文字サイズが大きく、10pt(約3.5mm)となっております。
2018年春期の刊行を予定しています。

 

Q.新しい注解書や辞典などは出版されますか?
A.いのちのことば社より『聖書 新改訳2017』に準拠した新しい注解書や辞典を将来出版する予定ですが、まだ具体的な時期は未定です。

 

Q.電子書籍やアプリは発売されますか?
A.発売いたします。
iPhoneアプリ、Androidアプリは2017年年末。電子書籍・Kindle版は2018年の発売を目指しています。

 

●質問・お問い合わせはこちら
いのちのことば社 新改訳聖書センター:bible@wlpm.or.jp

 

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